======= もくじ =======
副題も入れると
こ ね な い !
生地をひと晩冷蔵庫に入れて、
焼 く だ け
オーブントースターでふっくらもちもちおいしいパン
ちょっと長いっすセンセイ(・x・;
えっめっちゃ簡単Σ (゚Д゚;)
久しぶりに、図書館にいったついでに棚を見にいって。
いつも手芸の棚を見るんですが、ふと、久しぶりオブ久しぶりにパン作りの棚を見ました。
当然というか、パン作りの棚の殆どは、ふつうのパンの作り方の本です。
時短パンをめざす私の役には立ちません。
いや、いっぺんくらい、ふつうのパンの基礎本でも読んでみてベースのところだけ知識入れておいてもいいかなあと思わなくもないんですが、べつに知らなくてもおいしい時短パン焼けてるし。
そんなわけで、ほとんどが私には無用の本になるので、あんまり棚は見ません。
アマゾンで本を見つけて、図書館にあるか検索するほうがよっぽど効率いいので。
が、その時ふと、見覚えのない
こねない
オーブントースターで
という文字が目に入ってきました。
しゅばっ!
と棚から抜きました。
帰宅してとりあえず本を開いて、レシピを確認。
あれー粉以外はグラム指定じゃなくて計量スプーンかー。
水に塩砂糖油を入れて?かきまぜて。ふむふむ。
そこにイーストを入れて。
粉を入れてかきまぜて ほうほう
エッΣ (゚Д゚;)
あとはビニール袋に入れて縛って冷蔵庫に・・・入れ・・・るだと?Σ (゚Д゚;)
えっこれでいいの?!Σ (゚Д゚;)
あとはひと晩以上ほっぽらかして、焼く時に開封して成形ですって!(゚д゚)アラヤダ
今まで見てきたどのパンの本より手間がなくて簡単に見えます。
が、ほんとにこれでちゃんとパンになるのか、さすがにちょっと心配(;・∀・)
やってみました。
ほんとにそれだけでした。
めっちゃ簡単!
そして焼いてみたら、
これが驚くおいしさ(゚д゚)
リピした時の画像で手順を見ていきましょう。
水に塩と砂糖と油を入れてかき混ぜる
手順じたいは簡単なんですが。
冒頭のここが、しかしちょっとつまづきポイントでした。
何といって、
塩小さじ1/5(゚д゚)
なにそれ。
1回ぶんの分量を、全部計量スプーンで統一したかったんだと思うんですが。
1/5さじなんて計量スプーンねえよwwwwwwwwwwwwwww
ぐーぐる先生にきいたところ、塩小さじ1は5gでした。
つまり、1g。
簡単そうに見せるために計量スプーン使うほうが難しい実例ですね!w
そこにイーストを入れて混ぜて
いろんなパンの本が厳密なグラムを要求してくる中、これも計量スプーン。
計量スプーンにはかってそのままじゃこっと放り込めます。
粉を半分先に入れて混ぜて
ここはちょっとオリジナル感。
粉を2回に分けていれます。
まあ、半分っていっても目分量w
私は、粉をビニール袋に入れてはかりました。
粉はかっただけなのにボウル洗うのめんどくさいから(・x・)
どうせ、あとでこの生地ビニール袋に入れるんですから、先に使っておいてもビニール袋も無駄にはなりません。
残りの粉を入れて混ぜる
適当に混ぜたら残りの粉も入れます。どばー
適当にじゃこっと粉放り込もうとすると、ばあいによっては水部分に袋の口のとこがついちゃってきたなくなるので、いちおうちょっとだけ気をつけましょう(笑)。
あとで再利用しますからね!(>ω<)
ひとかたまりになってきたらおしまい
ボウルに粉が残っててもだいたい生地がひとかたまりになったらそれでいいんですって!
ビニール袋に入れて縛る
本の写真だと、混ぜた菜箸でそのまま取り出してましたwww
私はいちおう(っていうかおはしヘタなので)、愛用の(笑)百均のシリコンヘラで。
この時は生地は4,5日冷蔵庫いれっぱでいいらしかったので倍量で作って、ここでだいたい半分に分割。
そして縛る。
空気をなるべく抜いて、口のところをぐるぐるっとねじってから、ギリギリのところできつく縛るそうです。
この生地ね、ほかの時短パンに比べてイーストと砂糖がやや多めなんです。
なのでたぶん、空気を多めに入れておくとイーストが活発になりすぎて過発酵しちゃうんじゃないかな。
イーストが活動しすぎないように、空気を少なめにして温度も下げて、長時間発酵させようとしてるんじゃないかなー、と思います。
6時間以上放置
すると、ぷくーっとふくらんだビニール袋になります(笑)
ビニール袋を切って生地を取り出して
「ちょっと柔らかいけど手にはつかないくらい」と本にありました。
ほんとにそんなかんじ。
柔らかめだけど、袋に残ることもなくぽてっと打ち粉の上に落ちてきます。
成形
へらでぎゅうぎゅう押して、空気を抜きます。
その後も、成形してる途中でぷくっとガスの塊が浮かんできたら、
そこを指でつまんで、つぶす!(>ω<)
私ね、今まで時短パンをちょこちょこ焼いてきて、毎回これ!すごく疑問だったんです。
成形してると、生地の表面にぽこぽこ気泡が出てくるんですよ。
でも、いちおう?ガス抜き?はしたはずだし、成形してる時にまた生地つぶしてガス抜いたらまた成形しなおさなくちゃいけないし(´・ω・`)
どうしたらいいんだろう、って。
今まで見たどの本にも、このことって書いてなかったんです。
基本すぎて書く必要を感じなかったことなのかもしれませんけども、やっと!1年越しで疑問が解決しました!(>ω<)
予熱なしで焼く(・x・)
成形が終わったら、
上にアルミホイルかけて
予熱してないオーブントースターで
焼く
(゚д゚)
ベンチタイムで濡れぶきんとかかけてしばらく置いて
その間に最高温度とか焼く温度+20度とかで全力でオーブンやトースターをあっためて
1度たりと無駄に温度がさがらないように素早く!!!!(>ω<)生地を入れて焼く!
っていうのが今までの多くの時短パンの本の焼き方でした。
まあ、めんどくさいんで基本的に私は予熱しないんですけども(・x・)
公式(笑)に予熱なしで焼くことになってるパンははじめてでした(笑)。
つまり、ベンチタイムがないぶん、焼きながら二次発酵もしちゃおうということらしいです。
なるほど(・x・)
焼き上がり(・∀・)
しばらくホイルをかけて焼いて、ふくらんできたら
最後にホイルを外して焼き色をつけて完成(・∀・)
お味ですが、砂糖がちょっと多めなのですこーし甘いパンです。
菓子パンというほどじゃないですが、フィリング入れて菓子パンにするのにはたぶん適してるパンじゃないかと思います。
でも軽めでもちもちふわふわなので、ぱくぱくいけますw
その他のレシピ
ここまで紹介してきたのは基本のレシピのパンの作り方です。
本にはほかに、基本のレシピにいろんなものをまぜたパン生地、
生地で何かを巻いたり生地に何かを包んだりする「おやつパン」
「おやつ」といいつつ入れるのはウィンナーとかポテトサラダとかカレーとか、平たくのばしてピザにするとか、おやつというより惣菜パンです。
なんでかというと、このあとに「スイーツパン」の項目があるからでしょうw
こっちに、甘い系が揃ってます。
ただ、どれも基本の生地はほぼ同じ。
ブリオッシュ生地が、グラム数は同じで一部強力粉を薄力粉に変えてブレンドにするぐらい、あとはチョコ生地はココアを入れるぶんすこし強力粉を減らす、とかの量の増減があるだけで配合は一緒です。
なのでまあ、アレンジ部分はご参考に、ぐらいですね。
とはいえ、B5変形正方形のこんなかわいい、わりとたあいのなさそうな本にこんなに簡単でおいしいレシピが隠れていたとは(>ω<)
ささっとこのかたの著書を見てまわったところ、最近?では電子レンジ30秒発酵で簡単にできるパン、というのを中心に本を出しておられるようです。
うち電子レンジないからな(・x・)それで今まで読んだことなかったんですね。
いいものみつけました(>ω<)
データ
単行本: 96ページ
出版社: 永岡書店 (2010/10/14)
ISBN-10: 4522429428
ISBN-13: 978-4522429426
発売日: 2010/10/14
ざくっと見た感じ、どこのショップでもメーカー取り寄せなので、
もしかしたらもう版元切れかもしれません(・x・;