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【感想】ミュージカル刀剣乱舞 歌合乱舞狂乱【バレあり】

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1/4さいたまアリーナ本会場いってきました(>ω<)

 

※このエントリは感想であり、レポではありません。

※ネタバレに対する配慮は一切ありません。

 

ご理解の上、記事本文へおすすみください。

 

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思った以上にナマよかった!

運よくチケがとれて、さいたまアリーナにいけることになりました。

万単位の観客が収容できる会場ということで、正直、ちょっと不安がありました。

そんなでっかい会場じゃ人間なんて豆粒で結局ずっとモニター見ててほぼライビュ状態で、それで楽しめるのかなあ、と思ってたわけですが。

ぜんぜんだいじょうぶでしたw

まあ、スタンドといっても比較的前のほうだったのでそのおかげもあったとは思いますが。

それでも正直メインステージでごちゃっとかたまりになってると白装束の時のみならずライブ衣装着てても黒メインというよくいるカラーのおかげでいちおうは推しの明石がどこにいるのかはほぼわかりませんでしたがw

やっぱり、映画館で観るのとはぜんぜん空気がちがう(>ω<)

たとえ判別がつかなくてもw やっぱり同じ空間で盛り上がるっていうのは別格でした。

構成はちょっと疑問

今回の歌合は、「歌合」という言葉じたいがテーマで、言うなれば短編集的な形式。短く1幕物的なショートストーリーがあって、登場した刀剣男士が一首歌を詠んで、次のショートストーリーあるいは1~数曲のライブ、合間に冒頭から繰り返し出てくる、白装束での祈祷を思わせるシーンが入れ替わり立ち替わりという構成。

んーと。

(なんであの兼さんがまともな和歌が詠めるのかとかそういうとこもないではないけど、それはおいとくとして)

いちおうその、演出してる人のやりたいこと、持ってるイメージは、わからないわけじゃない。

わからないわけじゃないっていうか、歌を詠んだらその紙を発火させてそのたびに舞台下からせりあがってくる火壺みたいなものが発光する(ほんとは炎があがるとかそういうつもりなんだろうけど)しなんか言葉がどうちゃらみたいなことも言ってたし、歌というか「言葉」に内包されたエネルギーが刀の命になる的なことを言いたいんだろうなというのは、いちおうね、こっちも子供じゃないんで、うん、はい、まあ、そうなのね、とは思う。

そんな設定的なもの今までどの刀剣乱舞でも語られたことはないしっていうかそもそも「物に宿った心を励起する」のが審神者の能力とかそう言ってきたのになんで今になって審神者を出さずに刀だけで歌=つまりは言霊を使って刀を作ろうとするのかがそもそも意味不明もいいとこだけど、勝手に自分設定つけてんなよレベルの案件だと思うけど、まあ、そこはともかくとして。

そういうふうにしたい、ということは、まあ、わからないわけじゃない。

ないけど、観客としては、落ち着かない。

それは、演出面でうまく煽られて精神的に不安定になる的な「落ち着かなさ」ではなく、もっと単純で物理的なことで、次が歌なのか小芝居なのか白装束なのかわからない。つまり、立ち上がったほうがいいのか立ってるときは立ったままでいいのか座らないといけないのか、ペンラはつけておくのか消すのかつけるのか、それがわからなくて座りが悪い、という意味での「落ち着かない」。

もちろん、すでに何回も観てる層があちこちにいるので、暗闇の中でペンラが徐々につきはじめればああ次は曲なのか歌なんだなとか、逆に消えていったらああ次は芝居なのかじゃあペンラ消して座らないといけないのねとか、わかるっちゃわかるんだけど。

なんでそんな、となりのやること見て自分の身の振り方決めなきゃいかんのよ(・x・)

どうにもこう、向こうの勝手な都合であっちへこっちへ勝手に引っ張り回されて振り回されてる感が否めない。

私はパンフレットを買わない読まない人間なので買って読んだ知人からの又聞きだけれど、「今までのような構成はやりつくしたから違う形にしたかった」それは別に結構だけどもう少し考えてほしかったかな。あと、同じ知人からのパンフ情報として、今回脚本が複数名いて、短編シーンをそれぞれが書いて持ち寄って並べたらしい。なるほどどうにも一貫性がなくてやっぱりこれも坐りが悪かったのはそういう理由もあるのかもしれない。

まして、最後出てきたのがなあ(・x・)なんか、あれだけ大仕掛けなことするならもうちょっと誰が見ても納得するような結末にしてほしかった。ただまあ、鍛刀という事業が、基本的に何を鍛刀するのであってもあれだけの儀式を必要とするのだ、という意味であったのなら、まあ、別の視点から納得できなくもない。

つまんなくはないっていうかちゃんと楽しんだんだけど、諸手を挙げて全肯定できるかというとできない、というのが微妙なこころもち。

あと、これは推しだから言うんだけど、明石をへんな狂言回しに便利使いすんのやめれ(・x・)そういうキャラじゃねえから(・x・)いくら解釈違いって言ってもちがいすぎるっていうか解釈違いじゃなくてそれは作者の都合で勝手に都合よく動かしてるだけじゃね?ってレベル(・x・)梅の話書いたライターはちょっと反省してほしい。

逆に、こんぺいとうはよかった!(>ω<) 死ぬほど笑ったww

あと、大きなかぶの盗作みたいなのとか、そのものずばり菊花の契りを講談にしたりとか、なんか、それ、ここでやる意味あるの?みたいなネタもあったけど、湯上がりに涼む蜂須賀の若妻っぷりがかわいかったのでよしw

ペンラは

ライブのある2.5の楽しみといえばペンラです。

しかし。

双騎のときもひどかったけどなんでこう毎度毎度ミュのペンラはひどいの(・x・)

そっこーすげかえたんで柄のとこは葵咲本紀のですけど、あのさ。

去年の乱舞祭の提灯というか手燭モチーフの6角形だったかのヘッドもひどかったけど。

周囲75%をピンクで覆ってどうすんの。

何色つけたってピンクやんか(・x・)

そうじゃなくたって人数多すぎて色分けもライトブルーとライトブルーグリーンだの、苦し紛れが目に見えるカラーリングだけど。堀川(だっけ?)がホワイトで鶴がパールホワイトってさwww しかもその白をこのピンクの中で光らせたらピンクにしかならんやんかwwwww

けったいな形状にするのは、持ちにくくしてバルログ持ち(片手4本ずつ指の股にはさむワザ)させないようにしたいんだろうとは思うけれど。

持ちにくいし振りにくいし、その上何色つけてもピンクじゃいいとこなんもないじゃんwwww

毎回、これに関してだけはなんでその仕様書にOK出したのか責任者ちょっとそこ座れみたいなキモチになります。

まあ、一種のご祝儀だし買いましたけどね!w

でも刀身というか棒の部分はそっこー葵咲本紀のにさしかえましたとも(>ω<)

ライブはよかった

繰り返して強調しますが、ステージ全体は基本的に全編楽しかったです。

とくにライブはよかった(>ω<) 双騎も明石ミュも知らない曲もけっこうあったけど、今回はほぼ知ってたし好きな曲も多かったし、

なんといっても。

 

くりちゃんかっこいい(>ω<*)

 

私の推しは明石国行です。

ですが。

くりちゃんめっっっっっっっっっっっっっっっっちゃくちゃかっこえがった!!!!!!(>ω<)

私はみほとせの再演みてないので牧島くんの大倶利伽羅ははじめてみたんですけども。

 

大倶利伽羅がプロじゃないはずがなかった(・x・)

 

もう名作の原作つき作品の脚本やった小林靖子が間違えるはずがないっていうのと同じぐらい間違いなかった。

とにかくかっこいい。衣装もかっこよかったし歌はうまいし動きキレキレで迫力すごいしもう目が離せない。

いいもの見ました(>ω<)

知らない人もかなりいそうなのでいちおうネタの解説というみっともないことをしておくと、ニコニコ動画を中心に発展しているMMDという、3DCGモデルを動かせるプラットホームで、有志が舞台や小物や自分の好きなキャラクターのモデルを作って配布し、その配布されたモデルを使って有志がそれを動かしたり、有志が作ったオリジナル曲/その歌ってみた曲、あるいは著作権者が許すのであれば公式の音源等を使ったりそれに合わせたり、合わせて踊った動画の動きをトレスして動かした、主にダンス動画を作る文化がありましてですね。刀剣乱舞は登場キャラクターがすごく多いこともあってこのMMDとの親和性がものすごく高くて、数々の、原作とほぼ見分けがつかないレベルにハイクオリティのモデルも多数登場したんですが、中でも大倶利伽羅と燭台切光忠のモデルは完成度も高い上に動かす動画職人さんもすごくて、とくにこの2キャラはさまざまな意味を込めて「プロ」と呼ばれていたんです。現在形かもしれませんが。なので、くりちゃんはもとからプロだったけど2.5次元になってもプロだったという話。

残すはライビュ

というわけで、これを書いているリアルタイム現在ではまだ大千秋楽ライビュは開催されていません。

チケは確保できてるので観てきます。

うん、文句つけたいとこはあるんだけど、この文句は楽しかったがゆえにここがなければ・・・!みたいなキモチでつけたくなってる文句なので、アンチなわけでもsageてるわけてもないことはさらにもう一度強調しておきたいと思います。

現場で観たときはポイの文字とか紋とか、さすがに遠くてよく見えなかったからちゃんと見たいし、大画面ならもう少しみんなの見分けもつくだろうしね!(・∀・) 楽しんできたいと思います。

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