プレビュー公演の宏規マリウス・ばっちアンジョルラス回を観劇してきました。
ごめん
見るのそこ?そこで泣く? って、我ながらほんとにごめんって思うんですけども。
宏 規 の 燕 尾
やっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっと見れた(つД`)
しかも正規の燕尾(つД`)
うれしい(つД`)
そういえばコトブキの感想どこにも書いてないので解説しておきますと、2021年1月にミュージカル刀剣乱舞くんが壽乱舞音曲祭という公演をやりましてですね。
ミュージカル『刀剣乱舞』 五周年記念 壽 乱舞音曲祭特設ページ – DMM.com 動画
(アーカイブ配信あるのでご興味あれば。できれば推しなので膝丸出演回のほうを)
2部では登場した刀剣が全員、祝賀礼服と称した、燕尾服とタキシードのあいのこみたいな衣装を着てたんですよ!
「五周年記念 壽 乱舞音曲祭」
全19公演
お疲れ様でした!#祝賀礼服 pic.twitter.com/U5ZTSHMaQh— 高野洸 (@AKIRAT_official) January 23, 2021
基本的に全員同じデザインで、ポケットチーフと飾りの石の色と手元(戦装束と同じ)、あと燕尾の裏地の色と靴がそれぞれちょっとずつ違うというやつでしてね。
ところが。
このとおり弟は出演してたんですが(それでも日程の半分)、
兄がですね(つД`)
私の最推しの兄は、出演してなかったんですよ(つД`)
出演してないから当然これも着てないわけで。
中の人の都合があるのはわかっちゃいるんですけども(つД`)
5周年記念なんだから出演してない刀もせめてこれ作って記念写真とってくれれば・・・。
いや出演しない役者のぶんまで、こんな体型にきっちりオーダーメイドしないといけないもの作るの予算的にも(作るひとも作られる側も)時間的にもむりなのはわかってるんですけども。
兄の燕尾が見たい。
もちろん源氏沼(主に)の絵描きさんたちはこぞって弟だけでなく兄の祝祭礼服も描いてはくれましたけども。
私も二次創作で書きましたけども。
やっぱり本人で見たい。
それがかなわないのであれば、せめて。
中の人三浦宏規くんがタキシードか燕尾服のどっちかを着てるところが見たい。
しかも。
コトブキに出られなかった理由の、1~2月に出演してた「モンティ・パイソンのスパマロット」が。
フィナーレが結婚式だったんですけど。
ほかのキャラクターがほぼ全員、道化っぽいタキシードの上着を、それまでの騎士服の上に着て出てくるんです。
が。
宏規のガラハッドだけ、なぜだか着なかったorz
そういう理由であの舞台観て泣いた観客はたぶん私ひとりじゃないかと思います。
宏規の燕尾が見たい。
ここまでくるともうほとんど呪詛に近いですね。
ですが!
ここにきて。
コトブキから4か月を経てついに!!!!!!!!!!!!!!!!!
宏 規 の 燕 尾
。゚(゚´Д`゚)゚。ウレシイ
ありがとうレ・ミゼラブル。
=完=
舞台の感想
これで終わりにしちゃうのはあまりにもアレなので、舞台の感想も。
あの、いきなりこういう話をするのもアレなんですけども。
べつに文句をつけるつもりではないんですけども。
入り口で検温なくてびっくりしたよ(・x・)
靴裏消毒もなかったよ(・x・)
てかコロナ前のコンサートの入場列みたいな列できてたよ(・x・)
ロビーわさわさ人いたよ(・x・)
なにこれ(・x・)
2.5って靴裏消毒検温だいたい必ずあったし、そのあとで係の人の目の前で手のアルコール消毒してたし、場合によってはもぎりも係員じゃなく席っていうか別の日の公演じゃないことを確認してもらって本人がもぎって半券入れに入れたし、電子チケットも係員がやるんじゃなくて当人が操作して入場ずみにしてたし、ロビーとかにたまったりもしないでさっさと席について黙って開演待ってたから、入場する人がふつーーーーーーーーにぎゅむって並んでぜんぜん前の人と間隔あけてないし、ふつーにもぎりのおねーさんがもぎったりスマホにまる書いて使用済みにしてたし、ロビーは人だらけだし、あらまあ(・x・)ってなりました(・x・)
4月の終わりに3回目の緊急事態宣言が出て劇場とイベントホールがきのう発令今日から禁止レベルで使えなくされちゃって(延長で以前と同じ基準の「以前から販売してたチケットのある公演に関してはすでに席を50%以上売ってたらそれ以上は売らないで、でも販売済みのものは基本的にそのまま上演してOK」になったのほんとによかった)同人イベントもものすごい迷惑をかけられたし上演間際だった舞台がいくつもいくつもいくつも中止させられたり無観客ライブ配信になったりしたんだけど、その時にどなたかがTLで「私が知ってる中で一番徹底した感染対策をしてたのは2.5次元舞台だ(なのにその舞台を行う劇場を感染予防のために閉鎖するとはどういうことか)」ってツイートしてるのを見かけたけども。
なるほど2.5次元は、なまじ歴史も伝統もない新興のカルチャーだから、ほんのちょっとしたことでつぶされちゃうっていう自覚を持ってほんとにものすごく気を遣ってたんだなって思ったし、いくら2.5がちゃんとそこまで気をつけても天下の東宝が運営する日本を代表する劇場のグランド・ミュージカルでさえ劇場側の対策がこれで、ふだんはきっと演劇とかべつに観ないし有名な作品だからみるかー、ぐらいの気持ちできてて、推しがいるわけでもこの舞台を観ることだけを何か月も前から生きるよすがにして暮らしてた、みたいな思いで観にいくわけでもない人たちがこんなにいるんだから劇場はちゃんと安全だよ、とは言い切れないんだなと思った。
最初にやらされた時靴の裏まで消毒とかやりすぎだろヽ(´ー`)ノワロとか思ってたけど、いざやらない劇場に入るとえっこの人たち大丈夫なのちゃんと対策してる???って思っちゃうあたりコロナまる1年付き合ってきたんだなあ、と思ってしまいました。まる。
※劇場HP見たら「入り口でサーモグラフィ検温してます」「もぎりはお客さま自身で」ってあったので私が幻影を見た可能性あります。
収穫
そしてやっと本体の感想ですが。
これがですね。
なんと。
はじめて物語の筋が理解できた。
レミは、私は以前に数回、観劇してます。
昔すぎて何回だったか覚えてませんが、1回じゃなかった気がするんだよなあ。でも1回だけだったのかも。当時の自分に複数回公演を申し込んで確保するみたいなワザがあったとは思えない。
のわりには、逆さ吊りで死んでるアンジョルラスをやけに鮮明に覚えてるので2回ぐらいは観たような気もする。
最近ちょっと別のことで調べて出てきたレミ回顧録みたいなエッセイの内容を見るに、私が観たのは
初演版
だったようです。(なおちゃんこと内田直哉さんが出演するからチケットとった)
で、そこから数十年を経て、去年かなおととしかな?に、映画版を(自宅で)字幕で見ました。
場面場面は覚えてはいるんですけども。工場でのけんかとかファンテーヌが娼婦に堕ちたとか、アンジョルラスが死ぬところとか。
でも、じゃあどういう話だったのかと言われると、えーと(・x・)ってなるんですよね。
なんか、ジャン・バルジャンとジャベールが因縁の対決する話??????でもってアンジョルラスが革命しようとして逆さ吊りで死ぬんだよ。
みたいなこう、ぜんぜん筋とおってねえよ、っていう説明しかできない(苦笑)。
ですが今回、はじめて。
全編とおした、お話としての筋立てが理解できました。
何年前だかに演出が刷新されたらしいのでそのおかげですかね。
最初に見たのはほんとに子供の頃でしたし、映画も字幕だったしそこまで熱心には見なかった気がするのではじめてちゃんと観たからなのかもしれません。
あと、2.5でミュをそこそこ観たので、言葉が音階にのっかってるのに多少なりと慣れてきたのかもしれません。
とりあえずようやく。
ジャン・バルジャンが脱獄したんじゃなかったことを理解しました(・x・)
脱獄したからずっとジャベールに追われてたんだと思ってたよ!
いやまあ、仮出獄のまま姿をくらませたのも脱獄の一種なのかもですが。
そんなわけでやっと、全体のストーリーの流れを把握しました。
はじめてレミを観てから数十年。
長かったな・・・ww
役者さん
役者さんをちゃんと知らないんですがやっぱりジャン・バルジャンとジャベールは存在感がすごかった。
とくにジャン・バルジャン。
なんたってね。
基本的に生で観てる時は推しロックオンの私が。
ラストシーン、手前に宏規マリウスとコゼットがいるのに奥のジャン・バルジャンを
ついつい(>ω<)
見てしまう。
推しがもっと手前のすぐそこにいるのに!!!!!
主役を見てしまう(・x・)
このオーラよ(・x・)
いやマリウスはいちおう主人公の一人とされてはいますけどやっぱり主役はジャン・バルジャンなので、主役より目立たないのは正しいからあれは正しい演技をしてたのかもしれないですが。
あと、テナルディエが六角精児さんでした。
初期の相棒をずっと見てたので六角さんはいかにも合いそうだし、ちょっと楽しみにしてました。
期待通りでした(>ω<)
基本的に宏規マリウスばっちアンジョルラスの日しかとってないので(経済的にほかのマリウスやアンジョルラスまでは鑑賞できない)、このコンビに六角さんのテナルディエが入るのってこの日の公演だけなんですよね。
そういう意味でもチケとれてよかった(>ω<)
そしてばっちもすっごいかっこよかった。
でもゆーちゅーぶの動画でスーツ着てレミの歌うたってた時のほうがもっとかっこよかったような気がします。
これ引きになった時のほかの男性とばっちの股下の位置の差をよく見てほしい動画www
演出
いっぺん演出の刷新が(本場のほうで)されて、それを日本版も取り入れてるらしいんですが。
バリケードが回転しなくなったんだねー。
からのいすとテーブルの歌を歌ってる時にからの椅子もテーブルもないのは、という意見をちらっと見かけましたけど、そこはまだ曲の最後のとこの演出でおおう、ってなったからいいかなと思うんですけどね。
ガブローシュの最大の見せ場をなぜつぶしたし(・x・)
アンジョルラスもあの死に方をしてこそぐっっっっっっっっっとくると思うんだけど!!!!!!
とりあえず逆さ吊りのほうは、そのあとで死体を片付けてるところで逆さ向きに荷車に乗せられて出てきたけど、ちがうよーそれじゃただの死体だよ(>ω<)逆さになってることが眼目じゃないんだよ!!!!
あのバリケードのてっぺんで撃たれて落ちる途中でものにひっかかって逆さ吊りになって死ぬからアンジョルラスの死は30年以上(たぶん)たった今でもしっかり覚えてるくらい強烈な演出だったのにーーー(>_<)
ガブローシュだってさ、あんな小さな子が、でも革命に与してるっていう理由で蜂の巣にされちゃう、ってとこが胸に突き刺さるんじゃないん??? なに、動物愛護? 子供に対する残虐シーンだからカットなん??
戻ってきたとこで一発の銃弾に運悪く撃ち抜かれちゃって絶命、って、ちがうとおもうんだけどー!!!(>_<)
それから。
えとですね。
1か所。
どーーーーーーーしても許しがたいっていうか耐えられないっていうか認められないっていうか腹が立つっていうか否定したい演出がありました。
テナルディエの宿屋の冒頭シーンの、あのインポって出てくる有名な曲。
あの曲ってテナルディエがとことん人間のクズで、そのわりになんのかんのでしぶとくうまく立ち回ってやっていけてることを見せるシーンで、だからテナルディエがろくでもないことをあれこれするのはしょうがないとは思うんですけども。
でもやらせることは選んだっていいと思うんだ。
曲の途中でね、盲人が宿屋にくるんですよ。
鳥かごを持ってるんですね。
ものすごくざっくり調べた限りでは盲人とカナリアの鳥かごの関係が見つけられなかったんですが、とりあえず黄色いカナリアを入れた鳥かごを持ってテナルディエの宿へやってくる。
テナルディエは盲人を歓迎してぐいぐい酒を飲ませて、盲人がいい気分になったところでそっと鳥かごを盗むんですけど。
その鳥をね。
女房が食べ物のクズとかあらゆるものを放り込んでソーセージを作ってる肉挽きにね。
ひと呼吸おいて、黄色い羽毛がぶわっ!って舞い上がって、マダム=テナルディエが「わーおっ!」って顔を。
するんだわ。
私これほんっっっっっっっっっっっっとにもんのすっっっっっっっっっっごい嫌悪感を感じたんだけど。
ざっくり検索した感じ、とくに見た人が嫌悪感を感じたとか気持ち悪いとか許せないと思ったとか、そういうようなブログとかツイートは出てこないんですよね。
私だけなのか(・x・)
そりゃまあ2幕になったらごろんごろん人は死ぬわけで、小鳥を1羽テナルディエが殺したからってだからなに?ってことになるのかもしれないんだけど。
自分の小鳥がそんなことになってるのに陽気に酔っ払ってみんなと歌ってる盲人の愚かしさは哀れあるいは醜悪だったけど。
でもね。
簡単に片手で握れる大きさの動物を、ひき肉作る道具につっこんで羽毛飛ばさなくてもいいと思うんだ(真顔)
奥へ持ってったら鳥のローストがかわりに出てきた、とかさ。そういうのにしようよ。
羽毛飛ばさなくてもいいじゃん。
もっとちゃんと意味のあった、ガブローシュが蜂の巣にされる場面をカットして、なにもこれじゃなくたっていい、もっと無力な生き物を残虐に殺すこんな演出追加するのっておかしくね?
私あと3回レミ観る予定なんですけど、この場面だけはほんとに本気で二度と観たくない。
とりあえず絶対舞台上手は見ないでおこうと思ってます。
本命
さて、気分の悪い話を吐き出したあとで、メインディッシュ。
本命、宏規のマリウス。
燕尾( ;∀;)
はもういいとして。
なんとまあw 頭はよくて育ちもいい、だからこそ鈍くて愚かで優柔不断で無神経な青臭い若者だったことww
褒めてます(・ー・)
マリウスって、そういうキャラです。
たぶんnoteのどれか、お誕生日ファンミ(ファンミーティング。この時はファンクラブ主催のお誕生日イベントだった)のレポ(感想)かな、にも書いたんですけれど、私、三浦宏規という役者は悪い意味で「何を演っても三浦宏規」になってしまう役者だと思ってます。
もちろんにわかなのでそんなに観てはいないんですが。
兄者以外だとテニミュの跡部(3年やってたいちばん最初の時の公演がおすすめというので観ただけで、その後の変化は知らないんだけど)に陰陽師の源博雅。あとは去年から今年に出演したストレート(?)プレイ二本。
どれもこれも、たんに三浦宏規だったんですよね。あ、ピンクの麻文様の着物着てざんばら髪のウィッグつけて竹筒咥えてうーうーゆってた時だけは言われるまで宏規だってわかんなかったけど(・x・)
いやまあ推しだし、かわいいからいいんだけど。
兄者だけが別格で、これも何度もあちこちで書いてますが、髭切のメイクをしてウィッグをつけて衣装を着て、髭切として動いてる時だけ、まるで顔が違う。兄者の扮装をしててもコメント動画とかで「髭切役の三浦宏規でーす」って喋ってる時と兄者になってるときでぜんぜん顔も声も違うんですよ。
だから、木村拓哉が悪い意味でなにをやっても木村拓哉であるみたいに、宏規も、兄者だけは奇跡的にハマって別次元にいけてるけど基本的にはそういうタイプの役者かなあ、と思っていたわけです。
でも、ファンミの時に「レミの稽古に入ったけど、前回はわかってなかったけどレミゼはレミゼの喉にならないとちゃんと歌えない」って言ってて、役にチューニングする必要があるんだね、ってMCの人に補足してもらって「そういう感じかも」って言ってて。
それって、兄者と同じなんじゃないかなと思ったんですね。
宏規の中には兄者を演じる時には兄者専用のチャンネルがあって、そこで切り替わるから宏規は兄者になって、もしかしてマリウスにも同じようにそういうチャンネルがあって、これはもしやマリウスで兄者以外の何をやっても三浦宏規じゃない宏規が観られるんじゃないかと期待してたんです。
そしていざ舞台にマリウスが登場してみたら。
すごくマリウスでした。
とくに派手なウィッグやメイクがあるわけではなく、というかむしろ凡庸なくらいのおとなしいメイクだったんですけれど、そこがまたアンジョルラスみたいなカリスマもない、ちょっと育ちがいいだけの平凡な坊やらしくていい感じ。
宏規は実際に若いから、すごく顔がピュアピュアな若い子っぽくて、ノーブルな立ち居振る舞いも慣れてるし、とてもナチュラルに育ちのいいお坊ちゃんなマリウスって感じがしました。
ネットで「レ・ミゼラブル」「マリウス」って検索かけるとサジェストワードに「嫌い」って出てくるんですけど(笑)、まあ、これはしょうがないよねえw あんなに好きオーラ出してるエポニーヌの想いに気がつかないで自分の恋の橋渡し頼んじゃうって鈍すぎるwww
あと、革命に今ひとつ前向きじゃないところもね。アンジョルラスとほかの学生たちは現状を真剣に憂いて革命に命を賭ける覚悟びしばしなのにマリウスだけそこ定まってなくて、アンジョルラス(とほかの学生たち)に巻き込まれて「そうだよな!」「おまえもそう思うよな!」って同調圧力かけられて「あ、ああ、まあ、うん」みたいな感じで、アンジョルラスは友達だから応援したいし……ぐらいの感じで及び腰でついていってる感じが
すっごく受け受け(・x・)
覚悟が決まってないからコゼットに惚れちゃって革命に殉じるべきか愛をとるべきかとか悩みはじめて、でもやっぱり僕は革命に生きる!って決めるのも、思想や信念に基づいた行動じゃなくてあれ絶対「友達がみんなそうしてるから」だよね(・x・)だって悩むのは「友か愛か」だもん。「革命か愛」じゃないという。
つまりマリウスには思想はないんだよね。
そんな意志の弱い受け受けなマリウスくんがですね。
阿鼻叫喚のバリケード落城からジャン・バルジャンに救い出されて地下水道を運んでいかれるシーン。
これがな・・・!!!!!(>ω<)
肩を貸す、引きずる、俵担ぎはいいとして。
だっこ
そして
姫抱き!!!!!(>ω<)
されちゃうんですよジャン・バルジャンに!!!
一瞬のライトの切り替えの間に持ち方変えるのかなりの早業www 宏規だってあんなに筋肉あるんだから体が軽いわけじゃないだろうによくまあ大の男をあんなに持ち替えられるよねジャン・バルジャンすげえwww
ところで、マリウスはなんであの志願兵がコゼットの父だと気がつかないんだろうか(・x・)
助け出されたあとでジャン・バルジャンとは顔を合わせてないっていうならわからないでもないんだけど、バリケードで言葉も交わしてたし、顔はちゃんと見てると思うんだよね。
もちろん地下水道を自分を連れて逃げてくれたのがジャン・バルジャンだと気がついてないのはいいとして。
ていうか今書いててあやふやになってきたけど志願兵のふりをしてバリケードに合流してきたおじさんがコゼットのお父さんだったことはいちおう認識はしてるのかしら(・x・)話題に出てこないだけで。
あと、マリウスがどうやって瀕死の重傷を負ったのか見逃した(・x・)気がついたら舞台の手前側に倒れてたので次回以降もうちょっとあのへんちゃんとマリウスの動きを見ておこう。
そしてマリウス最大の見せ場である「からの椅子とテーブル」なんですが。(邦題はカフェ・ソングらしい)
すごく正直に言って。
あんまり響かなかった。
まだプレビューっていうか今回のシリーズでは初の本番だからなのかな。ファンミでミュージカルのナンバー歌ったときのなにこの歌唱力何この歌うまなんでこの子まだ22なの?!?!?!っていう、そういう迫ってくるものがなかったんですよね。
むしろ前回の公演のときの歌唱披露の衣装も着てなければメイクもしてないで直立不動で歌ってるほうが胸に迫るものがあったと思う。
と思って帰宅してからあらためて見直したらやっぱり2年前の歌唱披露はめっちゃ迫ってくるんですよね。
なぜ録画のしかも2年前の歌唱のほうが生より受けるものが強いのか(・x・)
やっぱり初日だったからかなあ。
もしくは。
あのね、なんかね、マリウスのおでこっていうか、ちょうど髪の分け目の下のとこにね、ヘアピンみたいなのが見えてたんですよ。
ウィッグが浮いてるのか、なんかヘアピンで仮止めしたのがとるの忘れちゃったみたいな感じに見えてね。
ほんとにメイクの時に仮につけたやつ外し忘れたんちゃうのって最初思ってたんですけど、2幕になってもやっぱりついてたから、取り忘れじゃなさそう。
何か気になるもの見つけちゃうとそれにばっかり意識がいっちゃうアスペなのでそれが気になって集中できなかった可能性もあるかも。
FC先行のおかげですっごい前のほうのめちゃいい席だったし私メガネでピント合わせるの難しいからオペラグラス持っていかなかったんだけど、持っていけばよかった(>_<)
あれなんだったんだろうなあ。マイクかなあ。みなさんすごくよく声が聞こえて、でもさすがにいくら帝劇が狭いっていっても私が4列めに座ってるからっていってもこれ全部がナマ声じゃないよね?でもいわゆるミュでよく見るマイクはつけてないけど、と思って調べたらやっぱりどこかに小型マイクは仕込んであるらしいので、だからあれがマイクだったのかもしれない。
とりあえず、次はオペラグラスもっていく(・x・)
総合するとやっぱりすごくよかった
というわけでマリウスは、マリウスとしてはちゃんとマリウスでそこは満足なんだけどちょっとマリウスとしてのクオリティには微妙に疑問の残るマリウスだったんですけども(わかりづらい)。
ちょっと一部演出でそれはどうよというところもありましたけども。
でも総合するとやっぱりすごい完成度だったと思う。
何十年も続いてるグランド・ミュージカルの力というか、これだけロングランできるだけの作品なんですよね。
生でちゃんとピットにオケの入ってる舞台もひっっっっっっっっっっさしぶりだった。
バレエにかよってたころは「えっ今日オケ入ってないの?マジ?録音なの?ありえねえだろ」とか思ってたんだけど、いつの間にか演奏は録音が普通な文化にすっかり慣れちゃってて、生演奏のパワーを忘れかけてました。
まあ、スパマロットもいちおう生演奏ではあったんだけど、小編成だったしオケというよりはバンドっていう構成だったから。やっぱり人数はピットサイズでも楽器のきちんと揃ってるオケの音はいい(>ω<)
いきなり、序曲でいいのかな、冒頭のとこの囚人の歌のイントロというか、低音金管がどーんってきたときの衝撃すごかった。
このオフィシャルトレイラーの入りのとこの音楽。
これがね、ピットからずどーんと鳴り響いて、うわあってなりました。
余談ですけどこれ前回の映像メインで作ってるはずなのに宏規が見つからなくていたんだけど今いっぺんひととおり観たあとで見直すと35秒あたりのダンス踊ってるのが宏規だね。最後のほうのコゼットとキスしてるのも宏規の気がするけど顔がさすがに見えないや(・x・)
それはおくとして、話を戻すとやっぱりオケの生演奏はいい!!キャストのみなさんもさすがの歌唱力。
すでに鑑賞から2週間ほど経ってるんですけれど、冒頭の囚人の歌とかファンテーヌがけんかをするあたりの曲とかラブリィ・レイディとかレッド&ブラックとか過ぎた日にかんぱいーとかことばに~ならない~~からのいすとてーぶるぅ~~とか、ずーーーーっとレミの曲が頭の中でリフレインし続けです。
それをぽろっと一緒に歌っちゃうから「仕事中に歌を歌ってるとか不真面目だ就業態度が悪い」って言われちゃうんですけどね(・x・)でも鳴り響いてるんだもんしょうがないんだよ。
マリウスのヘアピンの謎も解きたいし、6月7月の公演が楽しみです(>ω<)