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「両社寺の歴史と兄弟刀」展第2段 伝説を纏う髭切と膝丸 鑑賞日帰りツアー

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兄弟同時展示第2段が開催されたのでいってきました。

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さらにタイアップ上乗せ

今回の同時展示は、「京の夏の旅」という、京都市の企画?なのかな?ともタイアップ。
というかなんとなく、「夏の旅」が今回の企画を仕切ってる印象?

先に予約をしておいて、決まった時間に人数限定で拝観する、という企画のようなので、ともかくまず日程を決めて拝観枠を確保しないといけません。

休みの日は決まってるのでそのうちの1日を選んで、大覚寺さん北野さんそれぞれの展示を予約。

前回、先に北野さんへいったので、今回は先に大覚寺さんへいってみることにしました。京都駅からまっすぐ大覚寺さんいったことなかったし、その後行動するのにも、なんとなく北野さんからのほうが動きの自由度が高そうだし。

移動がおよそ50分ぐらいとチラシに書いてあるので1時間強と考えて、いつもの新幹線がたしかだいたい8時15分くらいに京都について、拝観に30分~1時間ぐらいとしてえーとえーとえーと。

大覚寺拝観:9:45回

北野天満宮拝観:12:00回

これでどうかな(>ω<)

「いつもの新幹線」という概念が出てくる時点でかなりおかしいですが、それは見なかったことにして。

いつものように、6時ちょいすぎの新幹線で出発。

今回も京都駅にデジタルサイネージありました。今回タイトルにどーんと「髭切」「膝丸」って書いてあるからどきどきしますね(>ω<)

今回の収穫

去年から4回めの(前回は京都駅にしかきてないけどいちおうきたから!)京都にして、やっと。

「京都駅ビル」が何のことかを理解しました(・x・)

改札出て、伊勢丹の先の右側の吹き抜けがある部分が京都駅ビルだったんだね!!!(>ω<)

おのぼりはこういうところが理解できなくて駅周辺カフェガイド記事なんか見ても「京都駅ビルのどこそこにあるカフェ」とか書いてあってもどこのことかわからないのです(・x・)どっかわかりやすいとこにどこからどこまでが何ビルで何ホテルでここからここがポルタでここからここがコトチカとか、そういうざっくりした案内図掲示しといてくれないかな観光案内所の外とかに(・x・)

あと、帰りに偶然ですが地下鉄から地下街に出たのでようやくコトチカとポルタの関係も理解しました。

地元民にはいわずもがなのことが旅行者にはわからない。

まずは大覚寺

京都についたらまず朝ごはんなんですけど、今回は京都駅からまっすぐ嵐山へ向かうので、あんまり駅から離れたくありません。

ですが京都駅ビルがわかったことで「京都駅ビル地下のカフェ」にたどりつけました(>ω<)

でも思ったより時間かかったのと、最初そのつもりなかったんだけどやっぱりバス1日券買っていこうって思ったのでさささっと食べて外へ。
バスの案内所で1日券買って、地図をもらって、

この、31ー33番線というのに乗ります。

大覚寺さんの案内に「山陰本線」と書いてあったのに「山陰線」はあっても「山陰本線」という表示がなかったので困った正確性にこだわりの強いアスペ。駅員の男の子に聞いたら山陰線と山陰本線は同じものだそうです。よかったよかった。

そして嵯峨嵐山駅でおりて、ここからバスのはず。

外に出たら。

なんかすっごい田舎の私鉄の駅(すいません)。

目の前住宅ばーーーーっと並んでて、駅前にはちっちゃーーーーーーーなロータリーがあって、タクシーが数台。バス停もなさげ???

で、「←大覚寺」みたいな看板があったんでそっちへ向かって歩き出したんですけども。

住宅街の中の細い道。

ぜったいこれバスこない(・x・)

たぶん道を知ってる人はここからよゆうで歩いて大覚寺にいけるんだろうと思いますが。

私にはむり。

ぐーぐる地図先生を出して周辺の地理を教えてもらったところ、ちょっといったところにバス通りっぽい道がありそうなのでそちらへ移動。(ここで経路検索をすべきだったとあとで気がついた)

ふつーーーに一般の道路(・x・)

バス停はあったんだけど、

大覚寺さんにいくはずの路線の番号がどこにも書いてない。

はい詰んだ。

てか駅から素直にタクシーのればよかった。

駅まで戻ってタクシーに乗るのが早そうなんだけど、もうけっこう歩いてきちゃったから時間もなくなってきてる。

戻ってタクシーに乗ってたら遅刻しちゃうかも(´・ω・`)

困ってたらそこに空車のタクシーが。

のーせーてーーーーー(>ω<)ノ

小型車だったのかな、初乗り460円ぐらいでびっくりした。うちのあたりだと650円だからね。

610円ぐらいで大覚寺につきました。

時間もあと10分ぐらい残ってた。よかったよかった(>ω<)

限定御朱印と、今回こちらからなので台紙もいただいて、でもわりとギリなのでひとまず奥へ。

うすみどりいいぃぃぃぃ

今回の霊宝館前のポスターは両社寺展示のじゃなくて夏の旅のほうのポスターでした。

入り口に、腕章つけたおじいちゃんがいました。たぶん企画の人ですね。

「予約してますか」って言われたのでしてますって言って名前言ったら

「いや、名前言われてもわかんねーよ」

は?(゚Д゚)

名簿とかないんですって。

予約とは(・x・)

なんか予約したことを証明できるもの見せてって言われたんだけど、そんな1か月以上前の予約確認メールなんかぱっと出てきませんよ(°д°;;三;;°д°) いや、最初からそういうふうに確認メールに書いてあったら用意していくけど!しらねーもんそんなの!!

ええええええ???????っていいながらログさがして、そういえばきのうリマインドメールきてたの思い出してそれでもいいですかってゆって見せて、はい確かにこの回の予約ですねってことになって、ようやく拝観料払わせてもらえました⊂⌒っ `ω、)っ

そして腕章のおじいちゃんはなにかガイドでもしてくれるのかと思ったらそんなことはなくて、てか時間まで待機とかもなくて、入って入ってって言われて展示室にはひとりではいりました。

企画とは(・x・)

もしかして:
いつもより200円多く払って薄緑と鬼切丸の写真が印刷された名刺大のカードを1枚もらうクエスト。

でもまあ、ガイドは必須ではないし、まあいいかな、と思って中へ。

 

えっ薄緑が外にいる!!!!!!

 

外、といってももちろん剥き出しではないですが。

前回前々回とも、薄緑は入った奥の壁一面の展示ケースの中央に据えられてたんですね。
背後に押し型、手前に伝来記が展示されてて。

それが。

今回は中央手前の、平台というか、天井までガラスで仕切られてない展示ケースに!

寝かされて!!!!!!

展示されてました( ;∀;)

目の前ですよ薄緑が。

めっちゃ近いよ;;;;;;;

老眼のおばちゃんでもすごいよく見えるよ!!!

やっぱりこの子黒っぽいよねえ、ぐらいしか、まあ、私にはわからないんですが。

展示ケースの奥側に薄緑、入口側(厨子の並んでる側)に伝来記が、これも広げて展示されてました。

満仲-頼光-吉野別当-義経ー曽我五郎-頼朝

のラインの側が読みやすい向きに(笑)。

近くに顔を寄せられるので、はじめてきちんと伝来記の(前半の)本文全部読みました。

頼光が蜘蛛を切ってこれをもって蜘蛛切と名前が変わった、とか。みちっと書いてありました。

でも吼丸については記述なしでしたね(・x・)

頼朝の先は名前も変わらないし字が上下逆になってて読みにくいのでちょっと読み飛ばしちゃいましたが、まあだいたいは読んだかな(・x・)

あと、となりに戦後の儀式用刀剣証明書だったかな、も展示されてて、よくよく見たら

Age:700
Make:MITSUTADA
Class:Samurai

って書いてありました。

今はたしか光忠じゃない刀工っていわれてるはずですけど、当時はそうだったんですねきっと。

そしてクラス:サムライ(>ω<) そうかクラスはサムライなのか(>ω<) いやそうだけど!

この刀剣の格をあげようじゃないですけど、武家のものなのである、と言いたい、みたいな、そういう気概みたいなものを感じた1行でした(>ω<)

私のほかに2組ほど先客がいて、片方は無関係な夫婦ものっぽいおふたりだったんですが、もう1組の女性2人連れがあきらかにおなかま(・x・)といってもべつに話し声も大きくないし、妙な固有名詞が聞こえてくるとかもなくて、いたたまれないことはなかったんですが。やっぱりこう、これだけ人が少ないと待ってたらひとりきりになれて刀と自分だけで対峙できるタイミングがあったりしないかしら、という期待が。

しばらく粘ってたんですがご夫婦は帰ったものの私より先にきてたお仲間のほうが引き上げる気配がなくて、根負けしてひとり鑑賞は諦めて立ち去ることにしました。

先にとばしてきちゃった参拝をして、兄弟で弟の実家を散歩してるつもりの写真とったり、マニ車回したり1文字写経して心願成就を祈ってから五大堂へ。

今回は薄緑の御朱印があったのでそれと、ふと思いついて塗香と膝丸の刀守りをいただいてきました。

塗香というのは細かな粉末にしたお香です。

職場がね、非常に雰囲気が悪いので魔除けにならないかなっておもって(・x・)

はじめて嵐電使って北野天満宮まで

大覚寺さんからバスで嵐山駅へ。ここから北野白梅町にいって、北野さんまで歩く計画。

先に大覚寺さんいったのは去年の秋にきたときで、そのときは嵐山にころころされたので

負け戦の記憶。
2021年4月。京都いってきました。 という話をする前に、前年2020年11月の京都行きがgdgdすぎたという話をします。

嵐山から北野白梅町まで移動、というのは今回がはじめてです。

たしか前回、どっか途中まで地下鉄できて嵐電に乗って嵐山までいったんですけども、嵐山から乗るのははじめて。

まず、

嵐電にのるはずなんだけどなんか京福って書いてあるよ?えっほんとにこの電車乗っていいの?

というところから(・x・)(正確性にこだわるあs

出発しちゃってまちがってたらやばいと思っていっぺんおりたんですけど(おりなくていいです)路線図をあらためてよーく見たらちゃんと途中で乗り換えた先に北野白梅町があったので再度乗車。

※京福電気鉄道株式会社という会社が、嵐電(嵐山線)を運営してます。(あとで調べた)

先乗り後払いのバス形式の路面電車なんですが、途中で乗り換えがあるんですよね。
2回ぶん料金払うのかしら(・x・)って思ってたら、乗換駅はふつうに駅っぽくなってて、お金は車内では払わないで改札を出る時に払うか、乗り換えの人はそのまま乗り換えの電車に乗る、というシステムでした。

今日の北野さん

いつもの写真っぽい写真・・・w

どうやら北野さんの七夕はこれかららしく、笹とかあちこちにありました。

こちらはポスターは同時展示の両社寺展のものでした。

 

北野さんについたのは11時半ごろ。わりと予定どおりの、いいかんじです。

時間があるときは先に参拝がいちおうマイルールなので参拝して、奥の撫で牛さまにもご挨拶して、ぐるっと一周して授与所へ。

ここで、ちょっと今回さみしかったことが。

私の伝え方が悪かったんだとは思うんですけれども、特別御朱印をくださいといったら「え?これ?」とちがうものを示されて、いえそうじゃなくてあちらの(両社寺展の特別授与品のパネルを示して)御朱印をお願いしたいんですけど、と言ったら。

「ああ、刀の絵のかいてあるやつか。これやろ」

って、

投げ出して

渡してこられました(´・ω・`)

うん、たぶん授与所のかたはそういうつもりではなかったんだとは思いますが。

なんか、それなりに親交があるであろう大覚寺さんとの合同企画で、それぞれの刀をペアのデザインで印刷した、しかもまがりなりにも御朱印を、「刀の」「絵のかいてある」「やつ」とおっしゃるんだ、ご自分とこのご神宝なのに固有名詞でもなく「刀」なんだ?
それを、たしかにお願いした私の言い方が曖昧ではありましたけれど、もともと袋に入れて用意されてあるものを端をつまんで手裏剣投げるみたいなというか、回転かけるかんじっていえばわかりますかね。そんな感じで投げ渡してくる、って(´・ω・`)

鬼切丸は北野さんの、とくに刀剣ブーム以降は目玉展示品です。今回の展示が終わったらそのまま、大覚寺さんと連動ではない、別の展示で、やはり目玉として展示されます。つまり会期が終わってもまだ展示されてます。
たぶん、同時展示以外でも、鬼切丸が展示されてるかされてないかで、すくなくとも宝物殿の入館者数は変わるんだろうと思います。

だからこそ、社内にも、あまりいい感情を持っていないかたがいたとしても当然かなとは思います。

そのとき授与所にいらしたかたがそうだと決まっているわけではないですし、別に悪意があったとか、そういうわけではなかったんだろうとは思うんですけれども。

私は、刀剣乱舞になんらかのゆかりがあるから、という理由で各地にお詣りするのを、ややうしろめたく思ってます。

信仰心がたいしてあるわけでもなく、各社寺の歴史などに強い興味があるわけでも宗教や民俗学に造詣が深いわけでもなく、たんにミーハーな理由で伺ってるという自覚があるからです。

基本的に歓迎されないっていうか熱心な信徒とは見てもらえないよな、と思っているので、否定的な扱いにちょっと敏感なんだろうと思います。

コレクションという意味以外でも、初穂料を納めることでせめて少しなりとおわびというか本当にわずかばかりですけれど余分に喜捨をするつもりで、なるべくお目当てにしていたもの以外の御朱印も1体いただいてくることにしてるんですが。
この時も、七夕にちなんだ御朱印があったのでそれもくださいと言ってたんですが、言わなきゃよかったかなあ、と、はじめて思いました。

今日の鬼切丸

まだすこし時間には早かったんですが、宝物殿へ。

下でうろうろしてたら気がついて下りてらしたかたに、あのー12時の回の予約をしてるんですけれど、と言ったら、ああいいですよどうぞどうぞ、すいてますから、と入れてくださいました。

大覚寺でもこっちでも、予約優先ですが予約なしでも拝観できますって書いてあって。
宣言も出てますし、たぶん思ったほどのびなかったというか予想をはるかに下回る予約だったんでしょうね。

こちらには腕章の人はいなくて、予約したかどうかも確認されませんでした(私が下で先に自分から言ったからかもですが、予約がわかるものを見せてとは言われなかったw)。が、カードはくださいました。

企画とは(・x・)

やっぱり、これはもしかして:
いつもより200円多く払って薄緑と鬼切丸の写真が印刷された名刺大のカードを1枚もらうクエスト。

いやまあ、いいんですけどね。この200円(の一部かもしれませんが)が両社寺じゃなく何もしてない京都市に入るのかと思うと、だったら200円両社寺にそれぞれ喜捨しますからどっかに募金箱置いてくれませんかという気にはちょっとなりました。

鬼切丸は、今回も前回と同じ位置に展示されてました。

今日もきれいだね兄者。いや、私にはよくわかんないんだけどさ。

左右に展示パネルを置くスペースを確保する関係上、たぶんここしかないんだろうとは思うんですが。

大覚寺さんが展示場所を工夫して前回とはちがう姿の薄緑が見られるように配慮してくださってるのを見たあとだったので、ちょっとさみしかったかな・・・(苦笑)。

大覚寺さんでもらえるリーフレットにもあるんですが、伝来記をもとにしたそれぞれの持ち主の変遷がパネルで一覧表になって展示されてました。(つまり北野さんにあるチラシには書いてないけどでっかいパネルがあって、大覚寺さんでは展示はないけどリーフレットに入ってる)

髭切のはたぶん、最上家に残ってた伝来記かな、膝丸のはいつも一緒に展示されてる伝来記からとってると思うんですが。

そもそも最初の持ち主の満仲と有名な頼光はともかく、そのあとは2代あとの頼義以外、

 

持ち主が誰一人かぶってない

 

のがなかなか興味深いですね(・x・)頼光と頼義の間のひとりでさえちがうという。
そして鬼切丸のほうには頼朝の名前さえない(・x・)

つまり、夢のないことを言ってしまうとこの鬼切丸は満仲・頼光を経てちがうルートで最上家に伝来した源氏ゆかりの「鬼切丸」であって、剣巻で語られてた「髭切」ではないと最上家というか伝来記の筆者には思われてたってことになっちゃうわけですが(笑)、まあ、そういう史料もある(>ω<)ってことでw

この伝来記がまったき事実を記してるかどうかもわからないわけですし、前のエントリにも書いたことがありますが、剣巻じたいが創作であることはかなり確定的な事実とされてます。
こないだNHKで放送された、刀剣乱舞ファンが集めた史料もかなり織り込んで作られたという薄緑特番によると、薄緑付属の伝来記も、伝来記の途中に出てくる女性が薄緑マニアwで、彼女がいろんな伝説をつなぎ合わせて書き上げた、いわばこれも二次創作のようなものらしいですし(笑)、そもそも薄緑は鎌倉時代の作と確定してるし銘も違うので平安時代に安綱に打たれた(とされている)膝丸ではないわけですが、

 

こまけぇこたぁいいんだよ!(>ω<)

 

重要なのは、見る側がどう受け取るか。それだけなので(・∀・)

だいたい、それ言うんならたった6年半前に登場した刀剣男士って概念が1000年も前の刀から200年後に励起されるかどうかなんか、私らにわかるわけねーしwwwwww

そうだと感じて信じて楽しんだもん勝ちです(>ω<)

 

ところで写真の手前にいるのはまゆたまの兄弟です。後ろ姿だとまったくなんだかわかりませんねw


こういう商品ですw

いちばん最近発売になったお人形なので、一番古い同位体にご挨拶というつもりでつれていきましたw(もちも連れてたけど、もちと鬼切丸の写真はみんないっぱいあげてるからw)

ちなみに、前回の展示の途中から流されるようになった花江くんのナレーションはまだ流れてました。すこし内容変わった??と最初思いましたが、4回ぐらいきいてたぶん前と同じだな、という結論に達しました。

おそらく企画用ではなく、北野さんの紹介用に録音したものと思われるので、今後の展示でも鬼切丸(と國廣)が展示される時には流されるんじゃないかな。今はお伺いするのを自粛してる人もいつか聞けたらいいなと思います。

こちらでは数人ほかに拝観の人がいましたが、お仲間もいないようで、花江くんのナレーションを聞いたり展示パネルを見たりしてるうちに1人になったので、しばらく兄者をじーっとひとりで見てました。

何度も言うとおり、見たからといって何を思うわけでも何が見えるわけでも感動するわけでもなんでもないんですけれど。

というか刀を見てる時って、ただそこにある刀を「見てる」だけでほとんどなにか思考とかって私はしてないみたいなんですけれど。

今も書いたように、この刀が「髭切」である可能性ってものすごく低いわけです。

そもそも「髭切」が現実に打たれたのかどうかさえ、わからない。

なのに、なんとなく立ち上がって立ち去ってしまうのが惜しい、まだずっとここにいたい、あなたを見ていたい、と思ってしまうのはどうしてなんでしょうね(苦笑)

事故ったww

なんとなくお仲間らしいひとが入ってきて、鬼切丸の展示ケースのほうへやってきたので、それをしおに引き上げることにしました。

前回のチラシとか目録が置いてあって、そういえば大覚寺さんでは目録もらったけど北野さんでは今回もらってないな?と思って、今回の目録はありますか、と聞いたらちょうど在庫がなくなったところだとか。

あら残念(>ω<) まあ、それこそ次回また3回めの展示にきたときにいただけるかな、と思って、お礼を言って宝物殿を出ました。

靴を履いて山門へ向かったところで。

なんて呼ばれたか忘れましたけど、呼び止められました。

振り返ると、入り口の受付のおじいさまが一生懸命石段を下りてこられてます。

「目録1枚あったから!持ってって!」

とおっしゃって、あっあっありがとうございます!!って受け取らなくちゃって慌てて。

宝物殿は土足禁止なので下でくつを脱ぐので、もう一度あがるためにはもう一度脱がないといけません。

あわあわ靴を脱いで、石段をあがろうとして。

石段を蹴ってしまいました⊂⌒~⊃。Д。)⊃

いっっっっっっっっっっっってえええええええええええええええええええ(>_<)

コンクリブロックですからね!いたいですよ!!!!(>_<)

でもとりあえず目録はいただいて、お礼を言って、いってえええええwwwwって思いながら北野さんを出ました。

結局その後もずーーーーーーーっと痛くて。

京都駅へ戻ったとこで、トイレにストッキング履き替え台があったのでくつした脱いで確認してみたら、

指が1本まむらさき(;・∀・)

こらいてぇわ(;・∀・)

でもどうしようもないのでとりあえず帰宅までがまんして、かえってからがんばって冷やしてシアバター塗ってケアしました。

シアがよかったのか、4日ぐらいしたらアザは消えたんですが、10日ほどたった今でも指曲げるとちょっとまだ痛いですwwwww

第2回北野さん周辺でおいしいカフェをさがそうツアー

私は、徹底的にインドア派です。

外出しても、5分歩いたらもうお茶が飲みたくなります。

喉が渇くわけではなくて、疲れたとかそういうことでもなくて、どっかに座りたいw

カフェや喫茶店に入るのが大好きです。

大覚寺さんは山の上、住宅街の真ん中というか端というか、にあります。

嵐山までおりないとお店がありません。

一方北野さんはわりと街なかにあります。北野白梅町駅まで徒歩10分弱。スーパーとか信金とかがいろいろあるところにまじってます。

ということは、おいしいお茶が飲めるお店もあるんじゃないのかしら(>ω<)

前回お邪魔したときには、近くの粟餅のお店でお茶を飲みました(・∀・)

今回は、

地図上の表示だともうちょっと離れてる気がしたんですが、なんのことはない北野さんのご門前目の前(北野さんを出て道路に向かって左の道)にあった、ポルトガル菓子のお店に。

ポルトガル各地の、カステラの原型になったお菓子3種+お店のカステラの、ええとなんだっけ食文化食べ比べセットだったかな、と、ポルトガル風カフェオレ?あったかいカフェオレがグラスに入って出てくるというタ・・・ええと忘れちゃった、タガログになんか似た感じの名前のカフェオレをいただきました。

原型カステラどれもうめぇ(>ω<)

ふわふわかるいシフォンタイプも1個まるごと食べられちゃいそうでうまかったですが、陶器で蒸して半生ねっとりという2種のうち、奥のねっとり度の高かった丸いやつが一番おいしかったです(・∀・)

そして恒例戦利品の確認。

カードは各4種あるらしいんですが、さすがに地元民ではないのでコンプは難しいね。

同時展示の特別御朱印2種と、

大覚寺さんの薄緑の(紙が白と薄緑のグラデですてき(>ω<))と、北野さんは七夕向けの、菅公のお歌の入った限定御朱印。

 

えーとすいませんあまりにもあいまいな記憶で申し訳なくなったので調べました。

お店はカステラ ド パウロさん

Castella do Paulo(カステラ ド パウロ) | 京都“北野天満宮”横のポルトガル菓子店
京都上京区“北野天満宮”大鳥居横の日本初のポルトガルパティシエによる、ポルトガル菓子店「 Castella do Paulo 」のオフィシャルサイト。深い優しさと、温もりを感じるポルトガル菓子をお届けします。誕生日ケーキや内祝などギフトの予...

いただいたのは食文化比較体験プレートで、カステラの原型のお菓子はパォンデロー。
コップに入ったコーヒーはガラオンでした!ぜんぜんタガログじゃねえよwww

一番気に入った丸い原始カステラはベイラリトラル地方のパォンデローというやつですね。

ちなみにお店のカステラは底にざらめタイプでした。カステラはざらめマスト派なのではっぴー(>ω<)

前回の宿題 三國畳店さん

前の月に兵庫の多田さんと奈良の三條さんへいった時

東京-兵庫ー奈良-京都弾丸ブーメランツアー
東京発・兵庫・奈良経由、京都から東京へ。 多田神社さんの鬼斬丸拝見と源氏ペーパーナイフ確保の弾丸ツアー敢行してきました。

帰りは京都発で、時間があったら寄ろうと思ってたら1時間ぐらいしか余裕がなかったのでやめておくことにした三國畳店さん。

パウロさんで、さてどうやっていこうかな、と思って三國畳店さんをぐぐって、マップから前回多田さんの時にお世話になった先生の経路検索をぽちっと

天満宮前から50番で堀川御池ね。らじゃー(>ω<)

しかも先生の経路検索、リアルタイム接近情報つきなんですよね。これがまたありがたい。
検索したタイミングで最適解が変わるという(苦笑)

バスがあと15分ぐらいでくるというので会計をして、バス停へ。

ちな徒歩4分と書いてありましたがもうちょっとかかりました(・x・)300メーターじゃないんじゃね?
もしくはおそらくいろんな方向へ向かう堀川御池バス停がたくさんあるから、その一番近いとこから300メーターかも。

無事に到着。

が、・・・ガラス戸閉まってて、ミニ畳も中にしまわれてる・・・(°д°;;)

えっ先生だと営業中になってるけど、おやすみ・・・? いやじつはサイトなくて確認できないけど定休日いつなんだろうなとは思ってたんですよね。

でも、ガラス戸をあけようとして(古い日本では許されることだったんですよ!!最近の若い人は知らないかもしれないのでいちおう書いておくw)みたところ、開く。カギかかってないってことは、お昼休みとか・・・?

すいませーん、こんにちはー、と声をかけて(古い日本ではry たぶん昭和の後半ぐらいまでは通用した)みたところ、奥からご老人が。

あの、やってますか? いいですか? とお聞きしたら、どうぞどうぞと言ってくださったのでお邪魔しました。
ご主人はおいでにならなくて、お留守番でいらっしゃるとのことでした。

じつは今回の宣言で京都行きを諦めたお友達が三國さんもいきたかった、とおっしゃってたので、私今回は寄ってくるつもりなのでお使いしましょうか、と言って、お買い物リストを預かってたので、やっててくれてよかった(>ω<)

店内は前回もあった源氏の畳たくさんと、あんみつの畳。

そのほか、うぐぴとオーカネヒラの畳と、そしてちょぎ単体(すべてそれぞれにねんが立ってたので推測)の畳が追加になってました。
ささっと写真はとったんですけれど、今回ご主人いらっしゃらなくて掲載許可をいただいていないので、写真なしです。

よくよく思い返すと、たぶんほんとに意図した概念カラーリング畳ってこれだけなんじゃないかな。

ほかにももちとかたくさんかざってありましたけれど、おそらくは店頭の、端材を使って作ったと思われるいろんな色のミニ畳からお客のほうであっこれ私の推し色(>ω<)って選んで買っていくスタイルで、ごく最近になって源氏の民(とご主人が前回お伺いした時おっしゃってたので(>ω<))が多いことに気づいて源氏カラーなら、これが使えるな?と概念カラー畳を作りはじめた、というところかなあ、と思います。

なんたってきめつもじゅじゅちゅもなかったもんね(・x・)

つまりその、はやりにのっかって売れそうなものをささっと作ってラインナップに加える、という商売っけがほとんどなくて、このキャラの(組み合わせの)イメージで作ったら喜んでくれる人いるんじゃないかな、というゆったりしたものを感じてとってもほっこりしました(>ω<)

とりあえず今回は、

1もち/ねん/まゆサイズの正方形畳を兄弟各色と、

ちょっと大きめ六角形畳をキャラ色とミュ色の2色

いただいてきました。

六角形のほうは、

らびを座らせるとちょうどあんよがちょっとはみ出るいいサイズw

ちなみに今回ようやく把握したんですが、カラーは白/クリームと黒/うすみどりの4色で、

  • 単体サイズの小さい畳は単色orキャラ色2色のもの
  • 大きめ畳は白+黒かクリーム+うすみどりのコンビ色のもの

があるようです。
小さいサイズでコンビカラー、大きいサイズで全部単体カラーはないようでした(・∀・)
単体乗る大きさかコンビで乗せられる大きさかで分けてらっしゃるんですかね(>ω<)

あっ、そういえば、地下鉄駅出て右なのか左なのかという、前回

三國畳店/やまひで 「あの」お人形用の畳と水引リボンのお店
たまにTLで見かける、おもちとかねんにぴったりのそれっぽい色合いのミニ畳とリボンのお店をご紹介。

あれどっちだったっけ???っていう問題。

三國さん出たあとは地下鉄で京都駅へ戻ったので、確認しときました。

3番出口

を、出たとこベースで考えると左の道で、

出口を正面に見たら右側の道(・x・)

というわけで、地図が合ってます(・x・)(当然だ)

 

さて。
お店を出たところで2時半すぎ。目的は全部達成。
今回も早めの新幹線で帰る予定で5時ちょいの新幹線をとってあるので、あとは京都駅で時間調整しつつ、ゆっくりお茶飲んで帰宅するだけ(>ω<)

足痛いけどね!(つД`)

なんとΣ(゚Д゚)

ところで。

まだあいてたダイソーでwコマンドタブとA4ハードケース買って帰宅して、いただいた御朱印を台紙につけようかな、と台紙を取り出したら。

ぽろっと。

なにかおちてきた(・x・)

え、これコクヨの写真用ビニールコーナーじゃん(・x・)
即わかる自分もどうかとちょっとおもいましたが。

なぜわかったかといって、祭壇作った時

好きで囲もう(祭壇のすすめ)
お気に入りのたくさんある生活というのは、間に合せのものですませてる生活よりずっと潤いがあります。

に、それまでファブリックパネルにブロマイドをはさむだけだったので時間経過とともに位置がずれたりしてたのを位置をしっかり固定するために購入したことがあるからです(・x・)

今やむしろ少なくなってしまったでしょうけれど、写真を粘着タイプじゃないアルバムにはる時に、角のところにとりつける用の透明なビニール片ですね。

しかし。

なんでこんなものがここに。

 

??????

 

・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!Σ(゚Д゚)あっ

 

そういえば大覚寺さんで台紙いただいたとき、

「ツメが入ってますからそれでとめてくださいね」

って

言われた!!!!!!!!!!!!!Σ(゚Д゚)

これのことか!!!!!

台紙には御朱印をとりつける位置がうすーく印刷されてるから、それのことだと思ってた!

えっでも前回こんなのなかっ・・・・あっ(・x・)

前回わたし北野さんでいただいた・・・。

じつは、私が自分でビニールコーナー買ったのって、4月にきたときに三國さんが台紙にこれで御朱印とめてたからなんですよね。そういえばあったわーこういうアイテム!!!って思って、文具やさんにいったらあったので買ったんです。

つまり、三國さんは台紙を大覚寺さんでいただいて、コーナーを使って貼っていた、と・・・?

ちなみに、今回の台紙はこんなかんじ。

アップ。

もうケースに入れちゃってるから反射しちゃって見づらいですが、今回はテーマが「伝説を纏う髭切と膝丸」なので、左側が鬼につかまえられて髭切で腕を切り落とそうとしてる綱、右が土蜘蛛に膝丸で斬りつけている頼光の図柄になってます。立命館arc所蔵ってかいてあるから立命館の史料からかりてるようですね。

第1段だけのときは別のとこに貼ってたんですが、2枚になったので位置移動。御朱印2セット並べました。もう1セット貼る余地あるから第3段もこのとなりに並べる予定(・∀・)

ちなみに、この御朱印の鬼切丸なんですけれど。

透けてます。

よーく印刷を見た感じ、北野さんの朱の印判のほうが下で、上に鬼切丸の刀身を刷ってると思うんですけれど、

うっすら、刀身が透けて、奥の文字とか紙の地とかが見えます。

特殊印刷ではないだろうと思うんですけれど、なんかふしぎなかんじ。

これもやっぱり、鬼切丸が明るい刀身の刀というのをあらわしてるのかなあ?

同一ケース展示(´・ω・`)

ところで、その来春予定の第3段、同一ケース展示なんですが。

中止になってしまいました(´・ω・`)

来春とはいえ、時節柄ということだそうです。

いちばんの目玉でしたし、それを最大の楽しみにしてた層もいるはずですが、こればっかりは仕方がない。

同時展示はあるということなので、最後の1枚の台紙と御朱印を手に入れるためにも、私は行こうと思います。

ちなみに、今回も第一弾の台紙と御朱印を授与していたので、来春もきっと第1段第2段両方の台紙と御朱印いただけるんじゃないかと思います。

だといいね!(>ω<)

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