【レビュー】ポリ袋でラクラク!オーブントースターで焼く 天然酵母パン

手軽に簡単にパンを焼きたいシリーズ。

気がついたらこの本のレビューをずっと書きかけで保存してあったΣ (゚Д゚;)ので、慌てて書いてます(笑)

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疑問解消(・∀・)

著者の、前の本「ポリ袋で作る天然酵母パン」。

【レビュー】ポリ袋で作る天然酵母パン
【レビュー】ポリ袋で作る天然酵母パン
パンは自分で作りたい。でもいろいろと面倒。
手軽に手間なく作れるパンがあったらいいのになと思ってたら、
「ポリ袋で作るパン」を知りました。

こちらにも書いたんですが、「オーブントースターで焼く時はどうするの(´Д`;)」という疑問の答えが、こちらの本にありました。

発行年が4年ほどあいてるので、続編ということになるんでしょうか。

私が先の本を読んで思ったように、

オーブントースターじゃ焼けないの? なんかそれめんどくさそう(´Д`;)

って思って作りませんでした的なレビューや感想やオーブントースターじゃだめなんですかみたいな問い合わせとかが多かったりとかしたんでしょうか。

結論からいうと、

ふつうに整形して焼けば焼けるようでした(・x・)

しかも、4年のうちに手順が改良されてるのか、なんだかすごくかんたんに(・∀・)

唯一の障害は、生種起こしです(;・∀・)

ホシノ天然酵母を生種にする とは

一番、というか、このパンの唯一の難しいところがここ。

ホシノ天然酵母を生種(なまだね)という状態にしないといけません。

そもそも「ホシノ天然酵母」ってなによ(´Д`;)

というところからはじまるわけですが。

「ホシノ天然酵母」という、「ドライイースト」とか「強力粉」みたいなものがあるのかと思ったんですが、そうじゃなくて。

簡単にいうと、

ホシノっていう会社の作ってるパン用の天然酵母

でした(・x・)

なんだよーそれはやくいってよー(>_<)

まあ、パン作ってる人には知ってて当然のことなのかもしれませんけど(´・ω・`)

パン用の天然酵母っていくつかの会社から出てるようです。

そのうちの有名というか代表?がホシノ天然酵母と白神こだま酵母。

きのことたけのこぐらいの関係らしくて、アマゾンでこの本のレビュー見てると「ホシノ前提なのが気に入らない」とか「私は白神こだま酵母だからこの本役に立たない」とか、なんかそんなアンチ?なレビューが散見されます。

うんまあ、最初にホシノと白神こだまがあって、この本ではホシノを使います、ぐらいは最低限書いておいてほしかったですけど、オトナの事情なんですかね。

オトナはたいへんですね(・x・)

ともあれ、何がどう違うのかわかりませんが、ホシノ天然酵母を使った生種を使わないとこの本のパンは焼けないそうです。

使う酵母の量とかが違うのかしら。

なので、最初の準備はこの、ホシノ天然酵母を手に入れるところ。


ホシノ天然酵母パン種 250g(50g×5袋)

さがしたら楽天にいっぱいありました(・∀・)

1回の生種起こしに使う酵母は50gで、50g入りの袋が売られてます。

500g入りの大袋もありますけど、最初にいきなり500gは危険なので、50g入りで試すことにしました。

上の写真が50g入り。となりはiPhone5です。

で、この酵母、ドライイーストとちがってそのまんま粉と混ぜてもパンにはなりません。

水と混ぜて、生種にする必要があります。

  1. ビンとフォークを煮沸消毒して
  2. 酵母を入れて
  3. 水を入れて
  4. かきまぜて
  5. しばらく放置

わたし的に難しいのはまず1。煮沸消毒できるようなビンをまず持ってませんし、案外煮沸消毒ってでかい鍋が要ります。ないことはないけど、煮たビンをどうやって取り出すの、とか、いろいろと心理的ハードルの高い行為です。

まあ、アルコール消毒でもいいらしいので、昔、果物酢を作る時に容器の消毒に使ったカップ焼酎の残りとか使って消毒しました。

水入れてかき混ぜるのはおっけい。

第2の難しいポイントが、「しばらく放置して生種になるのを待つ」。

ほっとくとぶくぶくしてくるんですが、どのくらいぶくぶくになってるのがちゃんと生種として起きてる状態なのかということ(・x・)

前の本はこれがまったくわからなかったんですが、今回はここも改善されてて、

発酵が進んで、一度ぶくぶくして盛り上がった水面がもとの高さに戻るまで

と書いてありました(・∀・)ヨカッター こういう情報が大事です。

冬で2~3日、夏は1日ぐらい。

生種の準備ができたら、れっつパン作りです(・∀・)

ポリ袋パンの作り方

酵母さえできちゃえば、あとはかんたん。

材料をポリ袋に入れる

ちゃっちゃっとはかって順番に全部いれちゃってok。

ふるいがわりに、粉が全部入ったとこで一度袋をちょっとふくらませて振ってまぜまぜ。

水分類も、大きめの計量カップとかにまとめて入れて混ぜておきます。

この粉に水分をじゃばーって入れて

振る

このパンの一番の特徴ですね(・∀・)

ポリ袋に空気を吹き込んで風船みたいにふくらませて、しゃこしゃこ振ります。

降ってるうちに、まとまってきます。

まざってくるとそぼろ状になって、

さらにもうちょっと振ってると、ある瞬間、全部ひとまとまりになって、しゃかしゃかじゃなくどごんどごんっていうかばこんばこんみたいな感じになります。

これで完成(・∀・)

一次発酵

生地がまとまったらポリ袋の空気を抜いて口の上のほうを縛って

※生地に近いとこをしばって最初ちょっと失敗しました(笑)根もとしばっちゃったらふくらむ余地が残らないねwwwww 余裕を持って上のほうをしばるとよいです

容器に入れて、だいたいの生地のてっぺんのあたりにマステでしるしをつけて。冷蔵庫へ。

ひと晩おくと、

ふくらんでます(・∀・)

2.5倍ぐらいにふくらんだら一次発酵終了。

成形して焼く

発酵が終わったら、取り出して、適当に分けて丸めて、

再度ポリ袋に入れて、今度は室温で二次発酵。

そのあと焼いて完成。

これは、表紙みたいな9分割のちぎりパンを作ってみた図。

現実と理想のギャップよ(笑)

まあ、私はツヤ出しの卵を塗らないので(・x・)だって残った卵の始末に困るし、そもそも刷毛持ってないし(・x・)

あとは、うちのオーブントースターが上の電熱がちょっと強すぎてすぐ上だけこげるのもちょっと問題があるんでしょう(笑)

成形は好きな感じで

これは2回めだか3回めだかに作った時の写真で、細長くのばしてロールケーキみたいに丸めたのを横に並べて、

二次発酵させて、

そう、食パンっぽいものにもなるのです(・∀・)

これを、オーブントースターにIN。

てっぺんこげたwwwwww

ふくらみすぎて、やわいシリコン型だから変形しまくりました(苦笑)

形としてはちょっと食パンになりませんでしたけど(苦笑)、

中身はしっかり食パン(・∀・)

いいところとイマイチなところ

何回か作ってみて、いいところとびみょーかな、というところを。

ここがイイ(・∀・)

生地を作るのがすごく簡単

はかった粉類と水分をポリ袋にじゃって入れて数分振るだけで完成。

生地がひとかたまりになってポリ袋の中でどかんごろんするようになったら完成、という目安も、振ってて確実に「あ、いまokになった」ってわかるので、迷わないですみます。

バリエーションが豊富

基本の生地でのバリエだけでなく、粉を強力粉と小麦粉をブレンドする配合もいくつもあって、成形方法もいろいろ紹介されてます。

よくあるこの手の本のバリエみたいに、同じ生地にほうれん草入れて1ページ、黒豆入れて1ページ、ごぼうサラダのせて1ページ、オリーブのせて1ページ、みたいな、ページ水増しのために並べてるっぽいバリエーションじゃなくて、似たようなアレンジなら見開きにまとめてあったりして、ページをめくるごとに混ぜるものかえてるだけじゃん、ってげっそりすることがありません。

何より、おいしい(´Д`*)

天然酵母使ってるんだし!みたいなプラセボ効果もあるのかもしれませんが。

ちゃんとふくらんでちゃんと焼けてくれれば、このパンが、今まで作った時短パンの中で、

一番おいしいです(・・*)

何がちがうのかはわかりません。

私はもと喫煙者ですし、子供舌だし、鼻だってそんなによくないので、味のよしあしなんかわからないのかもしれません。

でも、

一番おいしいです(>ω<)(2度め)

天然酵母とドライイーストの違いは雑菌が入ってるか入ってないかだよ、なんてちょっと過激なことをおっしゃってるブーランジェリーのオーナー様?のブログなんかもありましたけども、全力でこねたりこね台に叩きつけたり腰痛になったり腱鞘炎になったりしないで簡単に手軽にささっと作れるパンだと、何かちがうのかもしれませんしちがわないのかもしれません。

でも、おいしいんです(>_<)(3回め)

だから、作れるならこれを作りたい、というのがいつわらざる本音。

しかし。

難点が多すぎるんですよね。

ここはちょっと(´・ω・`)

生種おこしがめんどくさい

一番のデメリットといえばとにかくこれにつきます。

あーパン作りたいなー、と思った時にすぐ作れない。

もちろん生種を常備してるようなおうちならいいのかもですが、毎日作るわけじゃない場合は、気軽によしっ、つくろっかー(CV:増田俊樹希望)、というのができません。

めんどくさい生種起こしも、煮沸消毒してそのビンをきれいにかわかしてからじゃないとはじめられません。みなさんそんなにいつも煮沸消毒の終わったビンとフォークのセット用意してるのかなあ。私なら今からやるかーって時に煮沸消毒します。

めんどくさいです。

だから生種起こしをする気になれません(´・ω・`)

できあがる生種が多すぎる

酵母50gに、水100g(1:2だそうです)。

発酵の過程で何か減るか増えるかしてそうですが、とりあえず150gの生種ができるとして、

1回のパン作りに使う生種は大さじ1=16g。

割り切れないじゃん!!(゚Д゚#)

というのをいちおう横へ置いておくとしても。

150わる16はというと、9.375。

つまり、1回、50gの酵母を使って生種を起こすとパン焼き9回ぶんの酵母になります。

1回ぶんのパンのレシピは粉200g+水分120g

これとか

これとかのサイズに仕上がります。

このパウンド型18cm型です(・x・;

これが9こ。

わたし、ひとりぐらし(・x・)

そして、起こした生種の賞味期限というか、保存期限は冷蔵庫で2~3週間と書いてありますが、1週間ぐらいで使い切るのが理想らしいです。

9.375回ぶんパンが作れる酵母を、7日で使い切れとな(・x・)

一週間パン焼き続けでも使い切れるかあやうい(;・∀・)

そんなに毎日小麦200gとか食えません(;・∀・)

そして、もうひとつ。

数日で生種がしぬ

これは私がそもそも生種を起こすのがちゃんとできてないからなのかもなんですが。

1回めはおいしくできるんですが。

そこで焼いたパンを2日か3日で食べて、もう1回パンを作ろうとすると、

ふくらまない(・x・)

もう酵母がほとんど残ってないんじゃね?ってくらい、2回め以降は成功とはいいがたいパンにしかなりません。

1週間で使い切ろうとしても、使われてくれないんです(´・ω・`)

2~3週間もつとしても、パンを焼く酵母としてはもうしんでるんです(´・ω・`)

結局、1回か、せいぜい2回パンが焼けたら御の字で、3回め(3~4日後以降)ぐらいになるとどうにも、もうアウトです。残りの酵母は、捨てちゃうしかありません。

じゃあ、いっぺんにたくさん生地作って生地を冷凍とかできあがったパンを冷凍とかする手もあるかもしれません。

できあがったパンは常温で1週間ぐらい、冷凍で1か月ぐらいもつそうです。

しかし、いくらそれほど手間がかからないとはいえ、↑あの量の生地をとある日に9回作って、9回成形して、9回焼いて、7回分ぐらいを冷凍庫に入れるの・・・・?(;・∀・)

(ノ`Д´)ノ彡┻━┻

想像しただけで、いやです。ksめんどくさいヽ(`Д´)ノ

生地を焼かないでとっておく案→FAQに「数日ならもちます」 はいアウトー。

半量か、1/4量ぐらいを作るのがいいのかもしれませんが、あけたあとの酵母の残り、ジプロックとかに入れるにしても保存しておけるのかしら・・・(;・∀・)

MEC食してる身としては、パン2回ぐらい焼いたら、次に焼くのってたぶん数か月後とかなんですけど・・・(;・∀・)

(酵母が)コスパが悪い

だいたい、50gのホシノ天然酵母は、上で紹介した5袋パックで1000円ぐらいです。

1袋200円というのは、単価としてはそんなに高いものではありません。

2回パンが焼ければまあ、残りを捨てることになったとしても、1回100円です。

そんなに高くはありません。

が。

スーパーいくとドライイースト50g入りとかが200円ぐらいで売ってます。

ドライイーストって時短パンだとせいぜい3gぐらいしか使いません。

この本のレシピをドライイーストに置き換えると0.4gだそうです。本にはそう書いてあってもほかの時短パンだと3~4gぐらいなので、個人的にそれは4gの誤植じゃないの?と思いますが、0.4gならなおさら、4gでも原価がホシノ天然酵母の比じゃない安さなのは明らかです。

うちのへんだと、超熟の角食6枚切りが3枚入ったやつが100円です。

ふつうにおいしく食べられる市販のパン3食ぶんと、起こしに1日から3日かけてそれなりに手間をかけて、もしかしたら2回焼けないかもしれないパン2回=4食ぶんの、粉塩砂糖牛乳卵なんかはいちおう計算外として、使う酵母の原価が同じ金額。

これは・・・釣り合うのかしら。

とか書くと自家製パン信者のみなさんに市販のパンと天然酵母パンを一緒にするナーとか市販品は添加物ガーとか天然酵母ハーとかいろいろ言われちゃいそうですが、私はべつにヘルシー志向でもアンチ添加物でもなくて、たんにパンを自分が食べたい時にかんたんにおいしく食べられる、を目的に簡易なパン作り方法を模索してますので、そこはもうスタンスがちがいます。

正直、あそこまで手間をかけて作るのはちょっと割が合わない気がします(・x・;

指定材料が天然国産ばっかり

ホシノ天然酵母にはじまって、小麦は国産強力粉と国産薄力粉。

塩は自然塩が指定で、砂糖はきび砂糖がオススメだそうです。

・・・・・・・あっはい(・x・)

塩さとうはまだしも、粉に関しては全レシピにわざわざ「国産」が入ってます。

国産と外国産でグルテン量がちがうということなのでそれも仕方ないことなのかもしれませんが、

ちょっとしつこい(・x・;

いちおう、外国産の粉に変更する場合のやりかたがちょろっと最後に書いてありますが、ただしこうして、ただしああして、ただしそうすると、とか、注意書きというかああだこうだいろいろ、正直うるさいです(´・ω・`)

国産小麦と外国産小麦が同列に語れないのはわかってますが。

それにしても、「ええ~~~ワタシのこのレシピを外国産の粉でぇ? ・・・・やめてほしいんだけどなあそういうの。まあお客さんの言うことならいちおう、できなかないから教えますけど、でもこうでこうでこうでないとちゃんと作れませんから」

みたいなこう、想像で作者さん悪く言うつもりはないんですが、「外国産小麦粉なんぞで作ってほしくない」オーラをかなり感じます。

結論:意識の高いお金持ち向け

というわけで、おいしいんですけど!(゚Д゚*)(しつこくてすいません。でも作者さんやこのレシピを悪く言ってるわけじゃないことを強調したい)私のような、簡単に安く適当においしいパンを作りたい初心者とは微妙にそりの合わない本かもしれません。

おいしくて手軽に毎日焼ける、安心で良質のパン(・∀・)

を求めてて、毎日のようにパンを焼いて、酵母の面倒を見る時間もきちんとある、意識が高くて、1キロ400円する小麦粉をとくに高いなとも思わないで平気で買えるおうちには、とてもおすすめの本だと思います。

データ

発売日: 2016年03月22日
著者/編集: 梶晶子
出版社: 河出書房新社
サイズ: 単行本
ページ数: 79p
ISBNコード: 9784309285665

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