PR

史上トップクラスに置いていかれた最終回:グランブルーファンタジー the animation最終話

記事内に広告が含まれています。

======= もくじ =======

画像は公式サイトよりお借りしました。

基本的にこういう、いわば時事ネタっぽいものは書かないことにしてるんですが。

さすがにこれは書かずにいられませんでした。

やー、こんなひどい最終回めったにないわー。

スポンサーリンク

グランブルーファンタジーとは

ってぐぐるときっといっぱいでてくると思いますが、そもそもはスマホのRPGらしいです。

何やら熱心なプレイヤーが多くてヘビーユーザーがガチャにかける金額がハンパじゃなく、そしてそれをいいことに(?)メーカーがいつぞやの正月にやった特別ガチャの目玉であった超絶ハイレアの排出率をあり得ない低さにしたんだったか公称とちがう排出率にしたんだったか、とにかくガチャでチートをしたことでものすっっっっごい炎上した、平田さんが出演してるゲーム。

というのが、私が「グラブル」に対して持ってた知識の全部でした。

あ、あとは、両片思いの男女が歌を歌ってたり、猪木さんにネタをスベらせるCMのゲーム、ていうのもあるかな。

なんにしても、その程度です。メインキャストもキャラも世界設定もなにひとつ知りませんでした。

これがアニメになるというんで、だったら平田さんも出るかもしれないし(どの程度の重要キャラとして出演してるのかも知らない)、放送前に1回だけ見に行く公式サイト(基本的にどのアニメも放送前に1回、概要とキャストを確認するために1度いきますが、それ以外、公式サイトは一切見ません)のキャスト一覧にも名前あったし、主人公もおのゆーだったし、とりあえずグラブルっていうのがどういうものなのか知るために見てみようかなー、ぐらいの気持ちで予約を入れました。

わりとよく出来てる・・・って思ってた

ソシャゲのアニメ化作品って、過去何本か見てますが(たぶん制作はもっとされてる)、だいたいがよくわからんうちに見るのをやめてしまいます。それもそのはずというか、基本的にいくらでも作り込んで書き込める文字数制限のないゲームというプラットホームで好き勝手にもりもりに盛って作ってるものを、アニメとか1冊ないし2冊完結の小説とか、そういう、尺が決まっててその中で完結させなくちゃいけない枠に押し込めるのにはかなり無理があるんです。それをうまーくやれる場合もありますが、たいてい破綻します。
たぶん、過去に見て「なんじゃこりゃヽ(´ー`)ノ」ってなったソシャゲ出自のわけのわからんアニメの多くも、そこをうまく落とし込みきれなくて私にそっぽ向かれたんでしょう。
私には理解できなかった(理解しようと思うほど魅力が感じられなかった)だけで、駄作だったかどうかは知りません。たいてい途中で見るのやめましたし。

ですがその中で、「グラブル」はわりとちゃんとしてたと思ってました。

というか、してました。

12話までは。

かなり駆け足だなー、という部分もありましたけども主人公とヒロインの出会いから冒険への出発、仲間たちとの出会いと合流、と、1話から数話かけてエピソードを描いていって、ゲームを知らない視聴者にもわかるように、きちんと作ってあったと思います。

そして、最終回がやってきました。

私は、リアルタイムでアニメやドラマを見ることはまずありません。録画して、あとで見ることが99%です。まれにたまたまその瞬間録画がはじまったことに気がついて「見るかな」と思えば見ることもありますが、だいたいその週の放送に追いついてないし。

それと、私はほとんど画面を見ません。

基本的に録画した番組は手芸してる時の作業のBGMです。

よっぽどおもしろかったり、目が離せないようなすごい展開だったり(今期だと進撃の2期がそうでした)すると自然と手がとまって画面見ちゃいますが、

逆に言うと、

いちおう続けて見る程度にはおもしろいと思ってても、手がとまらない程度にしかおもしろくないレベル

の作品というのが録画してるもののほとんどを占めることになります。

そういう作品はエンディングにくると再生をとめるか、逆に完全に再生が終わって勝手にとまるまで流し続けてるけどまったく見て(聞いて)ないかのどっちかです。

グラブルも、まあ、このうちの1本でした。いちおう私にとってフックの1つである平田さんのキャラが、ああ平田さんの声がするなー(棒)という感じでちょっと作り込みが浅くてとくになんとも思わないキャラだったのでなおさら(・x・)
関係ないけど、もうタイトル忘れちゃったけど斉藤壮馬が主人公で超能力持った子供が東京千葉神奈川に別れて異世界の生命体と戦ってたアニメの平田さんのキャラはめっちゃよかった・・・

最終回だというのも、まあ、クールの終わり近くなってきてあれこれ最終回ですからそろそろだなと思ってはいましたが、録画したデータのタイトルに「終」の文字が入ってたから、ああ最終回なのかー、と思った程度で、どんな予告があったのか、そもそもこの番組に次週予告があったかどうかさえも記憶にありません。

つまり、なんの先入観も予備知識もなく、ふつーーーーに、先週の続きがはじまると思って、録画を再生しました。

ジータって、だれ?

ここまでのお話がどういうものだったかというと、すごーくかいつまむとグランって男の子がルリアって女の子と出会って旅に出て旅の目的であるとある場所を目指して旅をしていくというお話です。

ところが。

アバンでは画面に見たことのないショートカットの女の子がいて、グランの相方であるはずの竜の子を連れて走ってて、そして倒れてるルリアを見つけてました。

その女の子に介抱されて目をさましたルリアは、名前を聞かれてこたえます。

「わたし? わたしは・・・ルリアです!」

 

なにこれ?(・・?

 

たしか前回って、とある街の騒動を解決してバハムート?を仲間にしたとこで終わったよね?

 

なにこれ??(・・??

 

自分が1回見ないでもしくは冒頭だけちょこっと再生しただけで再生をとめちゃったせいで未読マークが消えちゃって途中の話が抜けてるのかな?

と思って、いっぺん再生をとめて確認しましたけど、ちゃんと先週の話は見てました。

再び録画の続きを再生。

なんか、グランとルリアがのってた飛行船に、ジータというらしいその知らない女の子とルリアが乗ってて、話をしてます。

「日記を読んでたらいろいろ思い出して来ました」

ん?なんだ、ルリア、何かの事件に巻き込まれて記憶喪失なんか(・・

じゃあ、最後に記憶が戻ってグランと再会するなり、この子にグランと再会させてもらって新たな旅に出るんかな?

と思ってたら、なんか二人して「私とあなたが出会って~」「こんなことがあって~~」「だれだれさんと出会ってぇ~~~」「あんな事件を解決してぇぇ~~~~」って、ここまでの1クールぶんのできごとをただの説明セリフを順番にしゃべるという、ダイジェストの演出としては最低最悪の安易な説明方法で全部説明しやがりました(・x・)

 

ねえ!!! なにこれ!!!!!!!!!!!!!

 

なんか、これはあれか?ドラえもんの最終回の都市伝説的な?ルリアが何かものすごい絶望的な状況に陥って見てる夢だとか、誰かにつかまって精神操作されてこの状況を現実だと思い込まされてるとか、そういうやつ???

最後の最後で、「あなたは私がずっと一緒に旅をしてきたひとじゃないわ!あなたはグランじゃないもの!!」みたいな、そういうので呪縛を破って現実に立ち返るとか?

 

(・へ・)

 

いちおう、そういう可能性を考慮しつつ、こんな顔になったまんま、見続けたんですが。

なんかねえ、バカンスはじめちゃったんですよ。

水着とおっぱいとたゆんたゆんとぺったんこだらけです。

 

私は女で、まあ女の子かわいいなと思わないでもないですが、おっぱいなんかどうでもいいです。揺れてようがぺったんこだろうが、まっっっっっっっっっっっっっっったく興味がありません。

 

そんなもんどうでもいいからこの話がなんなのか説明しろよ(゚Д゚#)

 

ぺちゃくちゃぺちゃくちゃだらだらだらだら、おもしろくもなんともない、胸が揺れてるだけのただの日常シーンが続きます。

いい加減やんなってきて、倍速再生にしました。

最後ですごくいい話だったら戻って、ああ、ここはほんとはこういう含みがあったんだなあ、と思いながら通常再生すればいいやと思って。

 

そのまま、なんかすっごいちんけな事件を1つ解決して、エンディングになりました。

 

はぁ?(゚Д゚#)

 

なんだったわけ????????
途中で倍速にしたけど最初10分ぐらいはまともに見ちゃった私の20分返せよ!!

ネットが教えてくれた

結局、あれがなんだったのかまったくわからないまま番組が終わり、仕方ないので「グランブルーファンタジー アニメ 最終回」でぐぐりました。

実況系とか速報系のまとめが出てきました。

それをざくっと見た結果。

 

最終回だけ女主人公バージョンだった

 

ということがわかりました。

 

グラブルって主人公の性別選べるんだ、へーー。

 

知るかよ( ゚д゚)、ペッ

だったら最初から未プレイ者お断りって書いとけ

もうね、これに尽きます。

1クール見てきて、最終回に納得がいかなかったことは、そりゃあまあ何度もあります。別にすべからくすべてのアニメやドラマは私に感動を与えるべしとか思ってません。

でもね。

私が言いたいのは内容のことじゃなく、1クール放送してきて、そこまでの12回とまったくちがうものをなんの前ぶれもなく放送した製作者の態度はそれはどうなんだ、ってことです。

どうやら、よーーーーく見れば、最終話は「最終回」とは書いてなくて、「Extra#1」だそうです。

知るかよ。

なんで、視聴者側が、次週が「最終回」じゃなく「Extra#1」だってことを把握したうえで視聴しなくちゃいけないわけ?

 

フザケンナヽ(`Д´)ノ

 

まとめにはスクショもさんざん貼ってあって、ニコの放送もあったのかな、コメントが入ってるキャプもたくさんありました。

実況してる人たちは草生やしまくりで、とっても楽しそうでした。

もともとグラブルをやってて、メイン垢とサブ垢で主人公の性別変えて両方楽しんでたり、グランはまあオフィシャルの主人公だけど俺はかわいい女の子ちゃん主人公でルリアと百合でいくぜえ、なんてプレイヤーも、多いんじゃないでしょうか。

彼らにしたら、きっと死ぬほど笑えてお腹痛かったんじゃないかなと思います。

どうやら、ジータ?の強さは超絶廃課金仕様レベルだったらしいです。

そういう意味でも、既存プレイヤーにはさぞ楽しかったことでしょう。

 

だったらさ。

部外者お断りって書いといてよ。

最終回もオープニングにグランいたじゃん。
今までと同じ番組だと思うだろ!

そこ全部顔塗りつぶしてさ、オープニングの間じゅう、「今回は先週の続きではありません。別時間軸の別の主人公の話です。未プレイのかたには理解できない可能性がありますのでご注意ください」ってスタッフの名前なんかも全部つぶして画面全面にテロップ出しといてよ。

本編がはじまったところで、「このお話は、ここまでのお話がすべてルリアと女主人公ジータが経験してきたという前提になっています」っておっきく出せよ。

そしたら、はじめっからそのつもりで見るもしくは見ないし、あっそうなのねですんだのに。

 

1話まるまる見たあげく最後までなんのことかひとっかけらもわからなかった、

 

この凄絶な置いてけぼり感をどうしてくれるんだヽ(`Д´)ノ

これは言っていいと思うんだ

二次創作界隈には昨今、俗に繊細ヤクザといわれる頭のおかしいのがいます。

これはなにかというと、二次創作を読んで、

自分が想像あるいは期待してたのとちがう展開だった/自分の受け付けない題材だったことが判明した時に、

事前にそうだということを説明しなかった作者の責任だ!!

そんなものを読まされて私は傷ついた!!!!!

どうしてくれるんだ謝れよ土下座しろこのカスが!!!!!!!!

などと、読む側への配慮が足りなかったとして強烈に責めたてる

頭の悪い連中です。

「なになにが苦手な人の気持ちも考えたらどうですか!!!!!!!!」

というのが、そのゴミヤクザ連中の使う常套句です。

あのさあ。

たとえば、カニバリズムにものすごいボッキしちゃうタチで、気に入った女の子キャラは、その子が内蔵引きずり出されてむしゃむしゃされながら白目で犯されてる絵にしなくちゃ気がすまないって人はいると思います。そういう絵ならまあ、「グロ注意」とかね、「カニバ注意」みたいな注意書きをしておくべきでしょう。それはたしかに配慮が必要だと思います。

配慮しろって責め立てるなら、たとえば焼身自殺事件の現場にたまたま居合わせたからってそれ動画に撮ってSNSに流すやつとか、それをなんかわけのわからん義務感だかただの野次馬根性だかで何万とリツイートする連中にもうちょっとは配慮しろよそんなもの見たくない人間だってたくさんいるんだぞ、って言うのは、ありだと思います。

でも、たとえば死にネタ。

理由があって、

必要があって、

あるいはなんらかのギミックとして、

必然の帰結として、カップルの片方が死ぬ、あるいは最後まで読んでじつは片方が死んでいたんだということがわかるような物語に、

「このお話は最後に○○が死にます」
「○○は本当は死んでますがそうじゃないものとしてお話が進んでます」

って書いてあったらだいなしですよ(・x・)

そもそも、他人が書いたものを読むか読まないかを決めるのは自分です。

それは二次創作もふつうの創作も同じ。

読むことを決めた時点で、それは読んだ人間の責任なんです。

地雷を踏むことだってあるだろうさ。

でも、あっ!(>_<)て思ったらぱっと目をそらしてそれ以上は読まないで、そっとページを閉じる。

で、

あーん地雷踏んじゃったよー(つД`)

とか

いやーまいったまいったしっぱいしたわーーノ(・e・)

って、次のお話をさがしにいく。

それが健全な読書体験というものです。

それは、たまたま自分に合わないものを読んじゃった、っていうだけで、作者があなたへのいやがらせとしてあなたの目に入ってあなたが読まなくちゃいけないように仕組んだわけじゃないんですから。

そうやって、地雷を嗅ぎ分ける嗅覚が鋭くなったり、逆にダメだと思ってたのに案外いけちゃって新しい世界がひらけたりするんです。

それがいやだっていうなら、何にも読まなきゃいい。

絶対安全だとわかるもの以外には手を出さなきゃいい。

それじゃ物足りない? 知るかよ。

冒険にはリスクがつきものなんだよバーカバーカ。

 

と、私はよく繊細ヤクザ連中に対して思うわけですが。

 

今回のこのグラブル最終回。

 

ふざけんなよなんだよこれ!!ヽ(`Д´#)ノ

 

と思うのは、果たして不当なのかどうか。

自分がふだん繊細ヤクザに対して思うところがあるだけに、気になります。

 

たとえばもし、「テレビを見る時は部屋を明るくして」のテロップみたいに、「このアニメはスマートホンゲームグランブルーファンタジーをプレイしていないかたには理解しづらい内容となっております」というアナウンスが毎回されているのであれば、私のこの主張は不当だと思います。

そう言ってるのに見たほうが悪い(笑)。

 

でもね、自分のことだから言うわけじゃないけど、

このくらいなら言ってもいいと思うんだ。

だって12回、女主人公のことなんかおくびにも出さないで放送してきたんだよ?

最終回が最終回じゃなくてこんなもの見せられるなんて誰が想像できる?

ちなみに気になったのでいちおう確認してきましたが、最終回1回前の放送の最後、次週予告はたんにちょっと飾り罫の入った白い画面にちっちゃく「Extra#1」大きく「もう一つの空」という題名が書いてあるだけで、Nも「次回、もう一つの空」という簡素なものでした。

そこまでの次回予告もどうやら毎度、同じように題名書いた画像1枚に「次回、○○」というNが入るものだったようです。

だからパターンどおりで、私は画面なんか見てませんから気がつかなかったんでしょう。

もしかしたら最後をこうするから、次回予告は全部、次回の映像一切なしでとおしたのかもしれません。

「次回は最終回ではなく、女主人公だったらのifの番外編です」と事前にアナウンスすることで、どれほど視聴者の興はそがれるんだろう。

サプライズで腹かかえて笑える層には、最初の1カットで仕掛けは終わったでしょうし、それを前週の予告に入れたところで「ち、なんだよ女主人公かよ見ねーよ誰が見るかksg」と思う視聴者は相当少ないんじゃないのかな。むしろ「マジでwwwwwww見る見るwwwww」ってなりそうなんだけど。

ネットで拾った最終回がらみの話題の中で「グラブル知らない人これわかんねーだろ」というのもありました。

なので、部外者お断りならそう書いとけよ、っていう私のこの主張は決して繊細ヤクザ的なわがままじゃないと思うんです。

もうちょっとは、未プレイ者への配慮はできたと思うんだ。

それに、べつに公式に直接文句つけたり謝罪を要求したり(苦笑)するつもりはないですし。

くっそーーふざけんな俺の時間返せ!ヽ(`Д´#)ノ

って自分のブログで文句言うくらいはいいよね(´・ω・`)

 

ここまでのストーリーけっこうちゃんとしてて面白そうだったし、まあ、なにかと時間が足りなくて新しいソシャゲとかやってる時間も課金する金も育てる根性もないのでやらないですけど、たとえば今やってることが全部できなくなって1日スマホをいじる以外やっちゃいけないってことになったら、FGOとこれならやってもいいかな、って思ってたんですが。

私、一度悪い印象もつと消えないタイプなんで。

プレイしたら絶対、この時のどこにぶつけていいかわからない苛立たしさを思い出すと思います。

やらなきゃ殺されるっていう状況にでもならない限り、このゲームを選択することは今後ないんじゃないかな。

シナリオしっかりしてておもしろそうだったのになー。

タイトルとURLをコピーしました