======= もくじ =======
毎年、8~9月ごろから出始める、来年の手帳。
10月ともなるとロフトやハンズ、大型文具店ばかりではなく一般の書店にも手帳コーナーが設置されるようになります。
年度がわりに手帳を新しくする人や、あるいは出遅れてしまった人、年の途中で手帳を変えたくなった人などのため(?)に、3月はじまり、4月はじまり、7月はじまり、9月はじまり、10月はじまりなど、今やほぼ一年中、1ページめから使いはじめられる手帳が手に入りますが、やはりいちばん種類やバリエーションが豊富に店頭に並ぶのは新年、1月はじまりの手帳です。
つまり、秋から年末にかけては、自分の手帳術を見直して、今までとは違った手帳に出会うのに最適なシーズンとも言えます。
来年の手帳は、もう決まりましたか?
私は決めました。
決めた……ん、ですが。
ももももしやこれがずっと私の求めていたものジャマイカ?!Σ (゚Д゚;)と思える手帳術に出会ってしまいました。
まだ年も新しくなってないうちからお蔵入りさせてしまいそうです(;・∀・)
というかもうしてます・・・。
その手帳術とは、バレット・ジャーナルというものです。
バレット・ジャーナルとは
バレット・ジャーナルとは、手帳術の1つです。
最大の特徴は、多くの手帳術が「手帳をどうやって使いこなすか」「どうやって時間(予定)管理をするか」という、いわばソフト面でのアプローチをしている中、
自分にとって使いやすい手帳を自作しよう
という、ハード面でのアプローチをしている点です。
そう。
「次の手帳」はもう探さなくても買わなくていいし、決して安いものではない手帳を買ったはいいけど使ううちにやっぱり気に入らないとなって何冊も買い替えたり、うっかり買い忘れて前のほうにごそっともう過ぎてしまったページが空白で残っていたり、こっちの手帳のほうがいいかも、と乗り換えて「今年」の手帳が2冊3冊に別れてしまったり、おおむね気に入ってはいても一部使いづらいページがあった時にまあいいかで妥協したり我慢したり、自分に不要なページを見なかったことにして過ごしたりする必要も、なくなります。
最低限必要なのはノート1冊と筆記用具1本。
それさえあれば、今日からでもバレット・ジャーナルは始められます。
用意するもの
すぐ上にも書きましたが、バレット・ジャーナルは
- 手帳として使うノート類
- 文字を書く文房具
この2つがあればはじめられます。
ノートは、とっておきのお気に入りのノートを出してきてもいいいですし、百均などでノートを1冊買ってきてもいいですし、以前使っていて使い切らないまま放置してあったノートを再利用してもokです。
とくに最初は、ずっと続くかわかりませんし、手元のノートを再利用したり、百均などで買えるノートではじめてみるとか、あるいは手帳のうしろのほうにはたいてい数ページから数十ページのメモがあると思いますので、とりあえずそこのページではじめてみると、前の手帳からの引き継ぎもしやすいかもしれません。
もちろん、最初からバレット・ジャーナルユーザーに人気の外国製ノートや日本人のバレット・ジャーナル愛好家オススメのノートを用意して気分をageるのもいいでしょう。
私は書き味は大好きなもののどうやったら使いこなせるか見当がつかなくて縁がないものと諦めていたミドリのノートがこれに使える!と知って、ふだんは用事を重ねて家の外に出る理由づけをつけないと出たくないのがこれ1冊を買うためだけにいそいそと出かけていきました(笑)
筆記用具も、最低限1本あれば十分。
ですができれば通常書く用の黒(か青)に重要なところを囲んだり終わったタスクを消し込むようにもう1本、赤を用意するのがおすすめです。
もちろん、最初から、あるいは慣れてきてそんな気になったら、色とりどりのボールペンやマーカーを用意して、各ページにラインを引いたり、デザイン文字やカラフルなイラストなどで飾るのもバレット・ジャーナルの楽しみの一つです。
バレット・ジャーナルの基本
ノートと筆記用具の準備ができたら、さっそくバレット・ジャーナル作りの開始です。
目次を作る
バレット・ジャーナルで何より重要なのが、このページ。
バレット・ジャーナルとは、
自分の手帳に必要なページを自分で好きに設定する手帳術
つまり、どこに何のページがあるか(くるか)が決まっていません。
ここが、バレット・ジャーナルのもっとも特徴的で、自由な部分です。
何ページめになにを持ってきてもいいのです。
そして、目次をつくって、どこのページを見れば何が書いてあるか、自分が今から書こうと思っている内容はどのページに書けばいいかを、いつでも確認できるようにしておくのです。
目次はノートの1ページや2ページめからなど、一番最初の部分に作ります。
「目次」と書いても「contents」と書いても、ささっと、あるいは凝ったイラストを描いたり、シールを貼ったり、あるいは何も書かなくても大丈夫。
そこが目次のページだと、自分がわかればいいのです。
ノートの大きさと全体のページ数にもよりますが、目次のページは多めにとるのが安全です。
でもまあ、足りなくなったら続きの部分の一番最初にまた目次ページを作ってノートの残りの目次にすればいいのでだいじょうぶです(・∀・)
略号(キー)を決める
これも、バレット・ジャーナルにおいてはとても大事な要素です。
キーとは、ノートをぱっと見た時に、そこに書いてある項目がどんな属性のものなのかを判別しやすくするためのものです。
最低限必要で、わりとポピュラーに使われているのは、
- ・(ナカグロ)タスク
- ×(バツ)タスク完了
- →(右向き矢印)タスク移動
- ←(左向き矢印)長期タスクへ移動
- ○(まる)予定
- △(さんかく)アポイント
- ー(ハイフン)メモ
といったあたりでしょうか。
私は友達すくないひっきーのコミュ障で予定がほとんどないので「予定」と「アポイント」の違いがいまいちぴんとこないんですが、結婚記念日とか友達の誕生日なんかが○で書くもので、遊びに行く予定とか誰かと会う約束とか、そういうのが△の「アポイント」だそうです。
タスクは公式だと[・](ナカグロ)ですが、□(しかく)を使って、完了したらチェックを入れたりする人も多いようです。
ちなみに、このナカグロを英語ではbulletと言います。音読すると「ブレット」に近い「バレット」で、日本ではバレットと表記するのがわりと多いようです。
そしてジャーナルは「日誌」。
つまり、バレットをメインに使って作る日誌だからバレット・ジャーナルというわけです。
私はタスクは□で書いて、完了したら赤で塗りつぶしてます。
が。
どんな記号をどの内容に振り分けるかは自分で決めてokですし、いらない記号は決めなくてもかまいませんし、あとで必要だなと思ったら追加できます。
といっても最初はいまいちぴんとこないと思います。
なので、とりあえず↑の一式を書いておきましょう。慣れてきたらこれ使いづらいとか、この記号じゃないほうがいいとかこういうのほしいと思うようになるでしょうから、そうしたらルールを変えればいいのです(・∀・)
バレット・ジャーナルのいいところはここです。
常に見直しが可能で、必要に応じて最適化ができる。
これは、最初からすべてのページが印刷されていて何に使うか決められている手帳にはなかなかできないことです。
目次以外のページを作る
目次ができてキーを決めたら、次、そして最後になる、手帳の本体になる部分です。
自分の手帳にほしいページを、思いつくままに作りましょう。
ベースとなるのは、
フューチャーログ:この先半年など、ある程度長期的な予定ややりたいことなどをざっくり書くページ
月間ログ:月ごとの予定とToDo
デイリーログ:毎日のメモ
の3種類。
フューチャーログとマンスリーはそれぞれ見開きで作って、見渡せるようにします。
ここで注意が1つd(・x・)
最初に作るのは、「今月のページ」だけです。
来月以降のことは、来月また考えましょう(・∀・)
とりあえず今月のページを作って、そのあとに毎日のページを作って、1か月が終わるまで使って、1か月終わったところで次のページに来月のページを作ります。
こうすることで、ページが足りなかったり、余っちゃったりがなくなるんです(>ω<)
ス・テ・キ!o(‘∇’*o) o(*’∇’*)o (o*’∇’)o
これを基本に、自分にとって必要なページをさらに追加していきます。
※追加ページの例はもうちょっと下で紹介します。
ページ番号を振って、目次に書き込む
ここがバレット・ジャーナル最後の、重要ポイントです。
ページに番号を振って、目次に書き込みます。
最初からページ番号の振ってあるノートなら、ページ番号を書き写すだけ。
目次ページの用意されているノートなら、該当のページのところに内容を書き込みます。
目次を見ればどこに何について書いてあるかが一目瞭然になります(・∀・)
これで、バレット・ジャーナルの準備は終わりです(・∀・)
実際にバレット・ジャーナルを使う
準備ができたので、実際にバレット・ジャーナルを使いはじめましょう(・∀・)
フューチャーログを作る
まずフューチャーログのページに、この先の予定をざっくり書きます。
見開きを6等分して半年分を書くのが公式スタイルですが、12等分して1年分書いてもいいし、もっとたくさんページをとって書いてもおっけーです。
が、あとで月ごとに詳しく書くので、ざくっとメモをとる程度のスペースにしておくのがいいでしょう(笑)。
今月の予定とやりたいことを書き出す
今月のページに、今月ぶんの予定をフューチャーログから書き写します。
また、マンスリーページには「今月やりたいこと」もざくっと書き込んでいきます。
それぞれの行のアタマに、「タスク」や「予定」などの記号を入れましょう。
日々のメモや思いつきを書き留めていく
そしてデイリーログのページに今日の日付を書いて、今日のスペースを作ります。
今日やろうと思いついたこと、気がついたこと、今日あったこと、なんでも書いて、やはりタスクなのか、メモなのか、予定なのかの記号を一緒に書いておきます。
1日をふりかえる
1日の終わりあるいは翌日の最初に、今日の(きのうの)ログを見返します。
メモや感想なんかはそのままにして、タスクを探します。
自分が「これやろう」と思って書き留めたものですが、やったでしょうか。そのままになってるでしょうか。
タスクが終わってたら「終わった」の記号をつけます。
残ってるタスクがあったら、ちょっとそこで手をとめて考えます(・ー・)
今日やろうと思ってやらなかったのは、今日やったほかのことよりも優先順位が低かったからですよね。書いたけど忘れ去ってたものもきっとあります。
じゃあこれは、明日以降に残しておいてでもやりたい、あるいはやる価値や必要のあることなのか、そうじゃないのか。
それを考えます。
明日(今日)以降に持ち越してもいいかな、と思ったら、最後の行の下に明日(今日)の日付を書いて次の日のスペースを作って、そこに今日(昨日)と同じものを書いて、前のぶんには「タスク移動」のマークをつけます。
明日すぐやるほどじゃないけどいちおう覚えておきたいな、と思うことは、マンスリーのやることページか、来月か再来月ぐらいにやろう、と思うならフューチャーログの来月再来月のところに書き写して、もとのタスクには「長期タスクへ移動」のマークをつけます。
いやーいいかやっぱりこれは、と思ったら、キャンセルしましょう。
キャンセルの記号を作ってもいいですし、単純にその行に線引いて消しちゃってもok。
1か月たったら、1か月を振り返る
これを繰り返して、月末になったら今度は来月のページを作って、今月のタスクを見返します。
終わったもの、やらなかったもの、覚えてもいなかったもの。
来月へ持ち越す価値のあるものは来月のタスクに書き写し、再来月以降でいいものはフューチャーログに移し、そこまでの価値のないものはキャンセル。
そしてまた、新しい月のジャーナルをはじめます。
ノートを使い終わったら、次のノートに転記する
ノートを使い終わったら、新しいノートに前のノートからフューチャーログや最後に残ったタスクなどを書き写して、次のバレット・ジャーナルをはじめます。
同じノートを使って統一感を出してもいいでしょうし、同じノートの色違いを順番に使ってもいいし、毎度違うノートを使ってバラエティ豊かにするのもすてきです。
そして使い終わったジャーナルに通番や使用期間などを書いて年代順に棚に並べていけば、詳細なライフログができあがっていく、というわけです(・∀・)
記述の基本は「ラピッド・ロギング」
バレット・ジャーナルでは、「ラピッド・ロギング」と呼ばれる記法を使います。
難しそうですが日本語で言うと「短文による箇条書き」です。
それだけです(笑)
日誌を書くのに1日何時間もかけてたらめんどくさくなってきますからね(・x・)時間ももったいない。
なので、さっとぱっと、すませられるようにしておくのです。
もちろん、長文を書くなということじゃなくて。
毎日のことをちゃちゃっと記録していくのがデイリー/マンスリーログなので、そこは見やすくわかりやすく書く、ということです。
とはいっても、考えたことやその日あったことなどを詳しくたっぷり書きたい時もあるでしょう。
その時にはもちろん、日記や感想をみっちり書けばいいのです。
日記として別のページを用意してそこに書いてもいいですし、日記用の記号を決めてデイリーログに書き込んでもよし。
そこも、自由です。
手で書いて、書き写すのが大事
自由自由といってますが、当然ながら最低限のルールはあって、タスクの見直しと書き写しもそのひとつ。
タスクを書き出すのはいいけど、終わらなかったのを毎回毎回、次の日とか前のほうとかに書き写すのめんどくせぇ(´Д`;)
って思いますよね、たぶん。
そのとおり、けっこうめんどくさいです(・x・)
でも、じつはそこが大事なんです。
めんどくさいのに、毎日毎日労力を払ってまで書き写す必要があるのか。
それを毎日自分に問いかけることになるわけですから。
イヤだったり、そんな労力をかける価値がないなら、キャンセルしちゃえばいいんです。
それでもどうしてもキャンセルできないものなら、やだなーめんどくさいなーとかゆってないで、やっちゃいましょう(・∀・)
すませちゃえば、もう書かなくていいですよ(笑)
っていうことなんですよね。
人間なにかごほうびがあるとやる気がちょっと増えるじゃないですか。
すくなくとも、「もうこれを書き写さなくていい」っていうのは、一種のごほうびです。
あと、終わった時に、終わった記号を入れる快感(・∀・)
私はタスクを□(しかく)にしてるんですが、最初、そこに終わったら✓(チェック記号)を入れてました。
が、いまいち記号が書き込んであるかどうかが見づらいし、消した(>ω<)っていう気持ちよさをもっと気持ちよくするために、終わったら塗りつぶすようにしました。
ほんっっとにちっちゃなことなんですけど、「洗い物」とか「ゴミ捨て」とかでも、終わったら堂々とこのしかくに赤でしゃしゃしゃしゃっと塗りつぶし線が書けるんだ(>ω<)って思うのって、案外モチベになります(・x・)
それと、書くことで忘れにくくなります。繰り返せばくり返すほど。
たとえば、投函しないといけない手紙があるとして。
私そういうの基本、ほぼ覚えてられません。
出さなくちゃなー、って思って、荷物には入れます。
でも、家の外に一歩出たらもう忘れてます。
で、帰ってから、ああああああああああああ/(^o^)\ってなるんですよね。
でも、書き出しておくと、頭で考えるだけじゃなく手で書くし、書くためにはその文字を頭で思い浮かべないといけないし、じっさいに目で見るので、「やらなくちゃなー」ってぼんやり思ってるよりぜんぜん覚えてます。
外出の途中で何か書こうと思ってバレット・ジャーナルを取り出して開いたら、今日のところに書いてあるから「あっ!」ってなりますし、全部そこに書いてあるってわかってるわけですから、家に帰る前に「あとなんかあったっけー」とバレット・ジャーナルを取り出して開いて中を見れば「おおうそうだった(>ω<)」と思い出してポストに寄れるのです。
なのでほんと、書いておくのだいじd(・・
さらにいうと、今やろうと思ってることを全部「今日」のところに移動してあることも大事です。
過去のページに残しておくと、忘れます(・x・)見返してあとでつぶしていけばいやって思ってても、絶対わすれますw
やることがわーーーっとあるときに全部をふせんに書き出して1枚のボードに貼りつけて、優先順位を決めて並べ直して重要なものからこなしていく、終わったふせんをぺっ!とはがすのが快感!(>ω<)
というのがありますが。
私たいてい、全部終わる前にそのボードを見失うんですよね(・x・)
ふせんにせっせと書き出して整理しないといけないくらい頭の中がわやくちゃになってるときって、たいていタスクは1日で終わる量じゃないんです。
重要ないくつかはまあ、その日のうちに終わるんですけど。
残りは・・・ね。お察し(・x・)
それに、翌日以降だってどんどんタスクはでてきます。
3日前から残ってるタスクを、昨日と今日のタスクをこなすかたわらチラ見しながら進めていこう、とかおもってるうちに、絶対忘れてどっかにまぎれます。しばらーーーくして出てきて「あら(・x・)」ってなるんです。
ええ、何度となくなりました(・x・)
思い返すと当時、私はタスクを書き出すだけで、「全部やらなくちゃいけない」と思ってました。キャンセルしなかったら増えていく一方です。頭の中で整理しきれないからって書き出しても結局はこんどはふせんとして抱えこむことになるので、最後は忘れることでリセットしてたんだと思います。
そして、「やらなくちゃいけないはずだったもの」の残骸を見つけて(´・ω・`)ってなるという。
人間の時間ってある程度有限です。すごい集中したりすると通常3時間かかることが1時間でできちゃって2時間手持ちの時間が増えたりとかすることはありますが、基本的に自分が一定のスパンの中でやれることには限界があって、思いつくままに自分にタスクを課してるとだいたいキャパをオーバーします。
夜なり朝、区切りのタイミングで自分の抱えてるタスクを見直して、本当にそれを実行する価値はあるのかを考えて整理して取捨選択する、というのは、自分が処理できる量をきちんと見極めていくためには重要なことなんだと思います。
基本以外のページ例
ここまでがバレット・ジャーナルの基本ですが、バレット・ジャーナルの醍醐味はそのカスタマイズ性の高さ。
基本のページ以外に、自分のほしいページを必要な時に必要なだけ追加できる点です。
では、どんなページが追加できるのでしょうか。
さまざまなリスト
もともとデイリーログじたいが日々のToDoリストのようなものですが、切り口やテーマによってさまざまなリストを作ることができます。
たとえば、
- 体調や気分の浮き沈み
- 睡眠時間
- 体重の推移
- 天気の記録
- 食べたもの記録
- 読みたい/読んだ本(感想欄をつけてもつけなくても)
- 見たい/見た映画
- もらった/あげたプレゼント
- 買い物リスト
などなど。
毎日記入するものなら月単位で作ってもいいですし、「今年は本を20冊読む」という目標があるなら20冊ぶんの表をフューチャーログの次あたりに入れておいて、1冊読み終わったらそこにタイトルを書き込んでいく、など。
用意したページがいっぱいになったら、また新たなページを作って目次に記入して続きを書いていけばokです。
私の場合は、
- 体重/BMI/体脂肪/体内年齢
- ハンクラで作ったものログ
- ブログ記事にしたいトピックリスト
- 実際にブログ記事にしたエントリリスト
のページを作っています。
とくに2つめと最後のがやっと作れた!(>ω<)と思ってるリスト。
どっちも同じような理由で作りたくて、でもうまくまとめられなくていたものです。
手芸は、レジンやビーズやイメージものやそうじゃないもの、いろいろ作るので「オレこんなにつくった(>ω<)」「こんなものもつくった(>ω<)」ってあとで見返してにまにましたいのでリストにしたい。
ブログも、私は複数持ってるので、全部をまとめて、いつどこをどんな内容で更新したかの一覧がほしいのです。
別に戦略的にどうこうとかじゃなくて、たんに「わーいこんなに更新できてる(>ω<)」って思いたいだけ(笑)。
やってない時はやってないだけですが、逆にやった時ってあれっこないだ作った/更新したのいつで、何をやったっけ(・x・)ってきょろきょろしちゃうんです。
でも、これだという形がどうにも決まらない。
データにすると、毎回いちいちアプリなりソフトなり、最低限テキストファイルなりを開いたりしなくちゃいけなくてめんどくさい⊂⌒っ `ω、)っ
かといってノートに書くと、毎日定期的にやることじゃないので、そのうちにノートがどこかに埋もれる⊂⌒~⊃。Д。)⊃
でも、手帳の一部になってるなら、それ1つさえ見失わなければいいんです。
しかも、体重書くのにも、今日の天気書くのにも、帰りに買ってかえる食材をメモるのにも使う。
ということは、毎日使う。
毎日使うスマホをめったに見失わないように。
ノート1冊を見失わないでいるくらいなら、たぶんできる(・x・)
そして見失っても見失ったことがわかるから、発掘できる(・x・)
そしてじっさい、できてます(・∀・)
ブログの公開ボタンを押したら、手帳を開く。
レジンで何かを作って、完成したら、手帳を開く。
今日はベーコン買って帰ろうと思ったら、手帳を開く。
今日は洗濯物たたまないとと思ったら、手帳を開く。
そうやって同じ動作にすることで、どうやったら続けていけるのかわからなかった記録が、このところ続いてます(・∀・)
家計簿/出納帳
家計簿も、もちろん専用のノートやアプリでもつけられますが、バレット・ジャーナルに専用ページを作っちゃうこともできます。
簡単な購入メモから本格的な帳簿まで。
なにせたんにノートですから、好きなように使えます(・∀・)
私はあきさんの1行家計簿
をちょっとアレンジしてつけてます。
ハビット・トラッカー
このハビット・トラッカーというのは、私はバレット・ジャーナルを知ってはじめて知った概念でした。
簡単にいうと、「毎日やる(やりたい)ことをちゃんとやったか記録する表」です。
「毎日、寝る前に洗い物をすませよう(>_<)」とか、いつも思ってるんですけど、思ってるだけじゃまずやらないんですよネー(・x・)
でも、一覧表を作って見返すと、あっやってなかったー(*ノω・*)今日はやろうかな(>ω<)とか、そういう気になってくるのですw
書式も自由です。
項目を全部並べて一覧表にしたり
1つずつの項目ごとにミニカレンダーを作って塗りつぶしていったり。
これはハビット・トラッカー用のはんこです。
手書きで作るのがたいへんだったり、きっちりフォーマットを揃えたい時にはこういうツールを使うのもありですね。
ほかにも、すごろく的なマップふうのトラッカーを作って、毎日ぬりつぶしていくとあがりに到着できるようにしたり。
フォーマットを自分で決められるのも、バレット・ジャーナルのいいところなのです(>ω<)
そのほかなんでも、記録しておきたいもの
ちょっと大きすぎるくくりになってしまいますが、
- 展覧会や展示会を見た感想や入場券の半券
- 観劇や演奏会の感想や半券
- 旅行記
- リストには書ききれなかった本や映画の感想や考察
- 日記
- ブレインダンプやモーニングページ
- 新月のお願い
といったものも、全部、ページを作ってバレット・ジャーナルに入れ込んでしまえます。
私は小説のアイディアやプロットのメモなんかもとってます。
これもまた、書いては散逸するものの代表格でして(苦笑)
ホットな時はプロット用のノートを毎日開いて書き込むんですけどそのうち熱がさめてきたりとりあえず書き留めておくものは書いちゃうと、見返さなくなっちゃってそのうちにノートがどこかへ(;・∀・)
手帳にまとめてあれば、そういえばあれのプロットってどこだっけ、いつごろ考えてたやつだよな、で検索ができるなあ、って思ってページを作りました(・∀・)
小説以外にもブログのエントリの構成を考えるのにも使ってます。
なので私のキー一覧にはプロット用の記号もあります(笑)。
何がそんなによかったのか
あらためてこの記事を書いてみて、私にとってバレット・ジャーナルの何がそんなによかったのかがやっとわかってきました(笑)
今まで私は、とにかくなんでも「専用の場所」を作ろうとしていたんですよね。
ふせん管理術しかり、
ブログエントリ一覧しかり、
手芸作品リストしかり、
プロットしかり、
ToDoリストもそうです。
専用のノートやアプリやふせんを利用して書き出すor入力する。
そこまではいいんですが。
それを常に見返して未完了タスクがあるかないかを毎日確認するかというと、
忘れます(・x・)
全部そう。
アナログでもデジタルでも、何を使うにしても、これは「ここ」に書こう(>ω<)って最初に決めた時はいいんですが、
結局、毎度「それ」を出したり起動したりするのがめんどくさくなってやらなくなる。
ToDoリストを作るのも見返すのも、手芸作品を作るのも、ブログエントリを書くのも、プロットを作るのも。毎日何回も何十回もやることじゃありません。それを記録するのも、つまりは1日せいぜい数回、それも毎日じゃない。
だから忘れちゃってどっかに埋まっちゃうんです(・x・)
つい1分まえにぜったい手に持ってたものでさえ埋まるこの部屋で、数日に1回程度の頻度でしか使わないものにそうそう常にアクセスできるはずがありません(いばるな、というのはおいといて)
だったら、全部1こにまとめちゃえばよかったんです(・∀・)
あらゆるものを散らかすあるいはまとめてしまいこんでどこにあるかわからなくする私が、じつをいうと、データの管理だけはけっこうちゃんとやってます。
なんでもかんでも分類して、専用のディレクトリを作って、その中にぽいぽい入れていきます。
あれどこだっけ、ってなっても、たいていすぐ見つかります。
だからこそ、アナログでもそうやろうと思ったんですが。
つまり、パソコンの中って、絶対パソコンの外にはものが散逸しないんですよね。
机の前に座れば、そこにPCがある(私は基本24時間つけっぱなので起動を待つ必要もない)
ハードディスクがどれほど容量があろうと、その中のどこかに必ず、目的のファイルは入ってる(うっかり削除した場合を除きますが)
部屋の中でもそれは同じなんですが、たかが23平米とはいえ、それなりの物理的な広さがあり、そこにたくさんの棚があり引き出しがあり、そして山があるわけで。
そこに埋めてしまうとやっぱり発掘は大変なのです。
結局、私はちょっと認識違いをしていたわけです。
ファイラを使って中を開けば、必ずその中のどこかにめざすデータが入ってる。
つまり、
PC=1冊のノートだったんです。
必ず、それを開けば、そこに必要な情報が全部入ってる。
使い終わったノートも含めて、そこを見れば全部検索で出てくる。
そして、プロットを書く時もブログエントリのネタを書き留める時も、今日はねこのごはん買って帰らなくちゃと思った時も、新刊情報でよさげなものを見つけて、見つけたら買ってみようと思ってメモする時も。
全部、同じノートを開く。
こないだの続きを書きたいけどどのページだったっけ、と思ったら、目次を見る。
今日のところを見れば、今日やろうと思ってたことが全部書いてある。
1つのことでは数日に1回しか開かないものでも、いくつものことを同じノート上で管理すれば、1日に何回も開く。
だから見失わない(・∀・)
結局のところ、私にとって必要だったのは、1冊のノートというPCだったのだと思います。
バレット・ジャーナルは「デジタル時代のアナログ手帳」と言われてるらしいですが、そういう意味じゃないのかもしれませんがぴったりの言葉です(>ω<)
というふうに、とにかく自分の使いたいように手帳を使えるのが、バレット・ジャーナルのいいところ。
市販の手帳で定番のお気に入りがあって、もう何年も使っているような場合は不要かもしれません。
ですが、どうも自分にしっくりくる手帳が見つからない、今の手帳もいまいちしっくりこない、来年使う手帳にこれと思うものが見当たらないなど、ジプシー中のかたはバレット・ジャーナルもいちど検討してみてはどうでしょう(・∀・)