======= もくじ =======
先日、日テレのCS放送である日テレプラスで放送があったのを録画したやつを見たので、初見ではないんですがいつか書こうと思ってたし、新しいステの情報が出はじめちゃうとまたバイアスかかっちゃうので今のうち(※現時点で悲伝の大楽まで鑑賞)に、感想とかを書いておこうと思います。
ガチ考察勢じゃないのでものすごく深くつっこんだ内容の考察とかはしませんが、ある程度のネタバレはあります。
バレを見たくないかたはご注意を。
初演と再演
刀ステこと舞台刀剣乱舞。
虚伝の再演はその2作めになります。
演劇やミュージカルで、同じ作品が何度も上演されるのはよくあることです。
が、この虚伝の再演は、「再演」という作品として2作め扱いされてます。
というのも、たんなる再演ではなく、初演と再演は、意味のある別ものだからです。
出てくる刀は同じ。
まあ、鶴丸と江雪の中の人がちがうというメタな差はありますが、そこはたぶん純粋にスケジュール面での問題であって演出上の意図ではない・・・はずだと思うのでおいといて(・x・)
日替わり部分も、まあ、ちがいますが・・・w ここはお楽しみ部分なのでこれもおいといて。
ストーリーも同じ、セリフも同じ。
展開も同じなら、結末も、もちろん同じです。
が、決定的に大きく違うことがひとつ。
馬が四つ足に!Σ (゚Д゚;)
ではなく(でもあるけど!w)
私は初演はライビュで見たんですが、再演は半年ほど前にはじめて借りた円盤で観ました。
その時、初演も一緒に借りてはいたんですが、同じものだしいっぺん見てるから借りたけど観なくてもいいなと思いながら(初演は見てるって言わなかったので全部まとめて貸してくれた)再演から再生しました。
オープニングが終わって本編がはじまった瞬間、
えっ?Σ (゚Д゚;)
と思いました。
2年も前にいっぺん映画館で観ただけで2年ぶりに観たのに、ものすごい違和感がありました。
舞台装置が完全に、左右反転してたのです。
え?え?こんなだったっけ???
と思って、即座に初演を見直したくらい、違和感がありました。
だってすごく単純な話、横を向いた状態で片手で何かをした時。
同じことを右向いてやってるのと左向いてやってるのでは、何してるのかが見えるのと見えないくらいの差があります。
で、じっさい、そうなわけです。
なので、宗三が長谷部を殴った時も、あと中盤クライマックスのやはりそざの、超スライディング斬撃も。
体の向きがおかしい(・x・;
初演のときはこっち向いてたのが、再演では客席に背中向いちゃうわけです。
というか、何気ないように見える動作1つひとつも、じつはちゃんと客席からどう見えるかを考えて計算した上で決められてるんだね、というのがある意味とてもよくわかる演出ではありますが(笑)。
とにかく、いろいろと不自然です。
にもかかわらず、なぜこんなことをしたのか。
「再演」だから何か目新しいものを見せなくちゃいけない、と思った、というのはどう考えてもあたりません。
だって、基本としては前回と同じものを上演するから「再演」なんですし。
演出を変える必要はありません。
なのに、あえてこの不自然な演出を選択したのはなぜなのか。
そんなことも考えつつ、以前ライビュで見たあの「燃ゆる本能寺」とはどうにも同じものに見えない違和感を拭えないまま円盤を見てて、
今見てるそざや薬研は、ライビュで見たそざや薬研じゃないんじゃないだろうか
と、ぼんやりと思いました。
あの、なんともいえないコレジャナイ感は、自分の観たはずの本丸とちがう本丸で起こった同じ事件を観てるんだと思えば納得がいく。
そしてそれはのちに、おそらくは正しかったことがわかります(さすがにここでは伏せておきます)
もちろんガチ勢は上演当時からそう推理してたんじゃないかと思いますが。(感想とか考察とかは積極的には集めないので具体的には知りませんが)
それを、考察とか希望的観測に裏打ちされた推論とかではなく、ただ空気で私にそう思わせたのだとしたら、ステ役者すげえ。
薬研から嵐の声がする!
じつはこれが、再演をはじめて観た時の、いちばんの驚きでした(笑)。(舞台の左右逆なのは驚きよりも不審とかだったので)
薬研藤四郎を演じてるのは北村諒くんで、北村くんこときたむーはあんステの鳴上嵐の中の人で、舞台版あんスタでももちろん嵐を演じてます。
だから当然、同じ人なんだから同じ顔だし同じ声なんですけど!!!
そもそも、初演のライビュで薬研を見て、うおぉ???なにこのどう見ても成人男子なのに超絶ショタな太ももは!?!?!?!?!?と思ったのがきたむーを認識した最初で、そこからこの役者くんにちょっと興味がわいて、かといって当時はアニメもほとんど見てなかったので彼が出演してる2.5舞台の原作を知らない。
役者そのものに(役者沼といいます)ハマっちゃうと知ってる作品だろうがなんだろうが役者目当てでチケ取るようになるようですが、当時も今も私はまだ役者沼には入ってないので、きたむーの出てるお芝居を観にいく気にはあんまりならない。意識するようになってからアニメ見た時にたまに入るCMでけっこうよく名前を見ることには気がつきましたが、繰り返しますが役者沼には入らなかったので2.5は原作知らないからついていける気がしない、さりとて通常の演劇の舞台にわざわざ出向くほどの熱意もありません。
でも、やっぱりなんとなく気になるので、それでしばらく迷った末にあんスタをはじめて、そこから1年ぐらいして気になる役者が出てる+原作も知ってるあんステにいったわけですが。
そのJudgeOfKnightsの感想エントリ
にも書いたとおり、まだ当時は薬研と嵐が同じ人には見えてませんでした(・x・)じつをいうと今でもあんまり見えないんですけど(笑)
ただ、きたむー本人の素顔は、ツイッターをフォローしてだいぶ素顔の写真を見てきたので、なんとなくわかるようになりました。10人ぐらい男の子を並べてこの中に北村諒が入ってますさてどの子でしょう、って言ったらたぶんわかる、レベルで、そのへんを歩いてるのとすれちがったらわからない自信がありますけども。
なので、薬研の顔と、きたむーの顔はわりと一致します。
きたむーの顔と嵐の顔も、まあまあイコールです。嵐の場合ウィッグが金髪だし化粧がばっちりなのでちょっとそこで素顔と合致しなくなりがちなんですが(;・∀・)
なので、三段論法で、薬研と嵐も≒ぐらいは最近はつきます。
が(笑)
なにせ家で見てるものでそんなに画面は注視してませんでした。
ていうかたぶん画面見てませんでした。
薬研の登場シーンは、宗三との会話です。
薬研が喋った瞬間
えっ!嵐の声がする!!!!!!
ってなりました(・x・)
繰り返しますが同じ人なんですけどね。
私、声の判別能力おそろしく低いんです。
声というか音全般に対して、判別する能力がとにかくなくてですね。
曲の歌詞は何百回も聞かないと言葉だとわからないし、いまだに鈴村健一はほぼわからないし、夏目5シーズン全部見てるのに兵長ボイスでないと神谷浩史もわかりません(・x・)
99%わかるのは櫻井孝宏ぐらいのもので(べつにファンではありません。友人がとても櫻井くんが好きなので何かと注目するうちになぜか声を覚えた)、次点で私にとってはとても特徴あるボイスの鳥ちゃん森久保速水緑川あたりはまあまあわかります。あと中田さま。
一方どんなにじょうずでも山寺宏一はわかりませんし、石田彰もど真ん中ならわかりますが、場合によってはエンディングテロップみてえっΣ (゚Д゚;)ってなります。森川もみきしんもせきともも判別ききません。特定のキャラとほぼ同じ系統の声を出してくれればわかることもありますが(兼さんとヘイヘイヘイとか)、あんなに大好きなキャラのCVでいらした平田広明さんだってウィザードのナレやってたときは毎週ナレ聞いては平田さんの気がしねえー、って思ってました(・x・)
その程度の判別能力しかない、私が。
薬研が喋っただけで嵐の声と同じ声だってわかった!Σ (゚Д゚;)
これはもうクララが立ったぐらいの大事件です(真顔)。
まあ、端的にいって、
どんだけ私JOKの円盤回してKnightsのユニットソング再生したんだwwwwwwwwwww
って話ですね(笑)。
まあ、じっさい毎朝めざましがわりにユニットソングで組んだプレイリスト回してるし、ほかの機会にも流してるので、相当な回数聴いてはいるはずですが。
この私が嵐=きたむーの声を覚えるくらい繰り返し聞いたのかよ、という驚き。
反復は力ですね(・x・)b
馬と長谷部
初演でもかなり目を引いた馬ですが。
再演ではめっちゃパワーアップ(笑)。
最近、一部でとっても評判のグリリ馬にそっくりだと私思ってるんですけど。
うちのカルデアにもきましたけど、ほんともうね。一覧にいるだけで笑いとってくれます。
そして馬といえば長谷部。
登場シーンの「おめでとうと言っておこう」は、初演の初見から本当にわだべの演技力にうおおってなりました。
余談ながら「おめでとうと言っておこう」の演技は初演のほうが好きですが、これはたぶん演出ではなく毎回の演技のブレで、たまたまだろうとは思います。
ところで、私、カテコ(カーテンコール)でわだべが出てくると、
必ず
爆笑しちゃうんですよね(・x・)
今回のCS放送も、カテコでわだべがレヴェランスしたときはやっぱり爆笑しました。
あらためて思うに、とくに刀ステの作中ではだいたいにおいて忠義心由来のしかめっつらでつんけんしててがみがみ屋のうるさがたで、ゲームでもこじらせまくって「何をしましょうか家臣の手打ちですか主命とあらばなんでも斬りますよ」とか皮肉たっぷりに言ってくるあのへし切り長谷部が、これ以上はないってくらいの満面の笑みを見せるからギャップで笑うんですよね。
つまり、それだけわだべこと和田雅成くんが隅から隅まで長谷部だってことで。
なんだろうもちろんほかの刀たちだってすごく再現性高いんですけども。
なんかわだべだけは別格にわだべっていうか長谷部なんです。
なにこの小並感ってくらいの小並感ですけども。
そんなわだべが私は大好きですw
あの「おめでとうと言っておこう」(と、ジョ伝の「はせべしゃんがしんでしまうばい!」と小田原のざいきっちゃんが長義の悪口言い立てるシーン)の長谷部は絶品ですのでぜひ注目してもらいたいシーンです(>ω<)
未見ならぜひ初演から
そんな虚伝再演ですが、もし虚伝じたいが未見ならぜひ初演を先に。
あのえもいわれぬ違和感は、初演を観ていればこそ味わえるものなので、それなしで再演観ちゃうのは正直もったいないと思います。
初演は、千秋楽公演が、2018年12月現在DMMから配信中です。期限書かれてはいませんが突然配信終了になることもあるのでいちおうご注意を。
刀ステはほんとに配信が少なくて(;・∀・) 再演以降はどこにもないんですが、ただ、個人的には録画できない配信はどうもなあ、と思います。見たいところ今ちょっとそこ見逃した!もっぺん!って時に操作しづらいのは苦手です。しかもDMMはうちのテレビだと見れないし。PCで動画配信見るの、ほかのPC操作がしづらくなるので好きじゃない(´・ω・`)
それになにより、30日の視聴期限があるのがひっかかります。
HD版ストリーミングで見れば1450円、DLもできるプランで2500円ですが、1か月観られるとはいえ、そうそう毎日とか何回も再生するものじゃないでしょうし、1500円ないし2500円でそれだと、私はちょっとためらいます。
今まではそれか円盤を買う(持ってる人に借りる)しか視聴方法がなかったんですが、私が再演を録画した日テレプラスで来月、2019年1月に放送があります。
ついでに今月、2018年12月には小田原が、再演・義伝は12月1月と連続で月に1回ずつですがリピート放送があります。というか、私が録画した11月の再演と義伝も、9月に放送したもののリピートではあるんですが。
なので今後も放送するかもしれませんが、映画とタイアップした「3か月連続放送」と銘打たれてますので現状11月~1月の3回放送(+小田原と初演は1回ずつ?)なのかな、と思ってます。
地域のケーブルテレビのチャンネルに含まれてる場合はそっちと契約しても観られるほか、ひかりTV、auひかり、JCOMでも見られますが、そのへんが見られない場合は、アンテナがあるならスカパーと契約すると見られます。
スカパーの基本料金が月390円、チャンネル契約が月750円(どちらも税抜き)、かつ、スカパーは初月無料なので1200円ちょっとでとりあえず最大で2か月、放送が見放題です。
と思って12月で解約する予定で入ったんですが、円盤買ってもいいなと思ってた初演の放送と、1月には殿の銀英伝も放送するようなのでとりあえず1月までは継続になりそうです(笑)
あとはジョ伝だな!!悲伝はさすがに円盤発売されたばかりなのですぐにはCSとはいえテレビ放送におりてはこないでしょうけど、ステ新作も発表になったし、小田原もやったことだし! ジョ伝だったらワンちゃんあるかなーとおもってるんですけど。
やらないかな!!!www