======= もくじ =======
ロータリーカッター。
言われてみればなるほどというカッターですが、手芸やるようになってはじめて存在を知った数多いもの(苦笑)のひとつです。
ロータリーカッターというもの
手芸をはじめるまで、こういうカッターがあるとは知りませんでした。
あるんだ、使ってる人がいるんだ、というのは、手芸をはじめてわりと早い時期に気がついてはいましたし、店舗で目にしたこともあります。
が、とくにほしいとは思ってませんでした。
なんというか、もっと洋裁!!という道具の気がしてたんですね。
でっっっかい台にどーん!と生地を広げて、人間半分ぐらいのサイズの型紙(つまり洋服ですな)を乗っけてぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅいーんって生地を切る必要のある人向けっていうかね。
端切れを主体にで小物を作るの基本的な目的の私にはいらないものだろうと思ってたんです。
が。
先日ハンカチを作った時にですね。
横105cmだったかな? フルサイズの、端切れじゃない布をただまっすぐ切るのが案外たいへんだったのです(;・∀・)
そしてその翌日ぐらいに、なにげなく踏んだリンクが楽天の裁縫用品ランキングで。
そこに、裁縫用文鎮が入ってました。
型紙や生地の固定に便利な「丸型ブンチン【新型タイプ】」 |
これかわいくて好きなんですよねーw
ちょっとちがうやつを1こ持ってるんですが、そうかーここのが安いのかーと思ってレビューを見にいきました。
その中に、
これとロータリーカッターがあれば大量に布をまっすぐ切るのもラクラク!
みたいな内容のがあって。
その数日後に見たブログに、16cm角のハンカチを作るためにロータリーカッターで横幅フルサイズの布をざくざく切っていってる画像が。
そうかハンカチみたいな、いってみれば単純な、小物の裁断でも、ロータリーカッターって使っていいんだ!Σ (゚Д゚;)
自分がへんに思い込みをしていたことに気がついて、
実際22cm角の布をちゃんと切るのが面倒だったこともあって、
俄然、ロータリーカッターに興味がわいてきました。
ロータリーカッターの種類
楽天で検索すると、どうも大きくわけて2通りの2種類のロータリーカッターが出てきます。
大きいのと小さいの
と
クローバーのとOLFAの
どう違うんだろう(・・
クローバーは手芸用品メーカーで、OLFAはカッターナイフのメーカーです。
手芸用のロータリーカッターならやっぱりクローバーがいいのかな、
でもOLFAはカッターナイフ専門といってもいい会社だし(・∀・;三;・∀・)
それに、百均にもあるという可能性もあるよね?(・・?
ぐぐったりあれこれ見て回った結果、
- 百均にもあるけど耐久性は低い
- クローバーでもOLFAでもどっちでもいいっぽい
- 大きさの差は一度に切れる厚みの差
- なので大きいほうは一度に大量に切る人向け
- ということがだいたいわかってきたので、
まあ切るといっても私じゃせいぜい当分は4、5枚とかそのくらいだろうということで、
なんとなくブランドイメージで
オルファの小さいほうを買いました(・・
しかしなんで28mmと45mmなんだろうクローバーもOLFAも(・・
円周がなにかちょうどいい数字というわけでもなさそうだし
そんな高いものじゃなくて楽天に送料無料がとくに見当たらなかったのと、
今セールじゃないし(・x・)
楽天からだといつ届くかわからない
ので、今回は尼で。
夕方すぎにぽちって翌日午前中に届きました(・∀・)
ごたーいめーん(・∀・)
大きいサイズのほうだとグリップを握った時だけ刃が出るセーフティー機能つきロータリーカッターというのもあったんですが、小さい子がいるわけでもないし自分が気をつけるだけだしと思ってふつうのを買いましたが。
セーフティー機能つきじゃないから刃は出っぱなしなのかと思ったらそんなことはなくて、
銀色のところが刃なんですけど、それよりちょっと大きな黒い円盤型のパーツがついてて、
右側に見えるでっぱりをきゅってひっぱると
黒いとこがにゅっと下がって刃が出ます。
なるほど(・∀・)
カッターナイフと違って刃じゃなくて刃のカバーを出し入れするんですなw
実際に使ってみた
というわけで、さっそく
こないだ買ったダブルガーゼカットクロスの残りをハンカチ用に切ってみました(・∀・)
下にちらっと見えてますが、カッティングマットはもちろん必須です。
ダンボールとかでもいいっちゃいいですが切ったあとが残らないのでマットのほうがいいと思います。
そしてもとは版下の貼り込みとか手製本してたアナログ時代から生息してる同人女なのでわざわざ買わなくても持ってます(・x・)
まずは1枚。
クリアファイルで作った型紙もどきを置いて、そこから縫いしろ1cmですすすす・・・・
む。ところどころ切れてない(´・ω・`)
もう一度切ったらけっこう切りくずというか綿ぼこりみたいなものが出て切り口がちょっとがたがたになっちゃいました。
たぶん、ダブルガーゼだからかな?
次の辺は、じゃあもうちょっと力を入れて。
ふぉお?!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
すぱっ!ってきれたすぱっっっ!てヽ(>∀<ヽ三ノ>∀<)ノ
そんなこんなで、1枚切れました。
型紙がクリアファイルで透明なので、どこができあがり線かわかんなくてちょっと切りにくかったですね(・x・)
こうふうに切るなら不透明でかつ縫いしろコミのほうがよさそう。
しかし。
カッティングマットが下にあるんですよね(・x・)
1cm方眼のついてるのが。
何も上に型紙おかなくても、正方形切るんだし、いいよね・・・?
ということで次は3枚重ね。
型紙じゃなく、マットの方眼をベースにして
すぱっヽ(>∀<ヽ三ノ>∀<)ノ
あっとゆーまに切れたよ!ヽ(>∀<)ノ
裏側用のダブルガーゼも、22cm角よりもうちょっと大きめに適当に切ってあったやつもきれいに22cm角に切りそろえて、
これが4枚で、今切ったオモテ側のガーゼも4枚になったのでとりあえずここで終了。
気になったこと
気になったところが2点。
まずは定規。
これ、2組めの3枚を切り終わったとこです。
四方を2セット切っただけですから、ちょっと切れてなかったとこがあったりして切り直したのもいれて、10回ぐらいしかカッター使ってません。
それでこの傷(;・∀・)
別にこれ、カッターナイフで直線切ろうとしたら手がすべって定規も削っちゃった(>ω<)みたいな、よくやる(笑)やつじゃないんです。
たんに、定規にそってロータリーカッターを引いてるだけ。
刃をとりつけてる部品のとこがあたるようです。
ロータリーカッターのことを書いてるブログで「定規はぐちゃぐちゃw」みたいなことを書かれてたかたがいましたが、なるほど(;・∀・)
そういう意味では径の大きいほうのカッターのほうが定規にはやさしいのかなあ。
それこそ定規も100均で売ってはいますが、使い捨て前提にこういうものを使うのはあんまり好みじゃありません。
これは、尼のロータリーカッターのレビューにロータリーカッターとカッターマットとなんとか定規はセットで必須、みたいに書いてあった、刃のあたる部分にステンレスが埋めてある定規を買ったほうがよさそう。
ロータリーカッターと一緒に買おうかと思って、でもとりあえず使い心地見てから、と思って買わなかったんですよね。
それから、マットのほう。
このカッティングマット、机に置いて使うにはちょうどいいサイズなんですが、方眼が25*30です。
今回は小さめのカットクロスだったからよかったけど、22cm角をとるには、ちょっと小さいかも。
ふつうにはかって切ってある生地を切るにはもうちょっと大きいマットのほうがよさそうです。
たしか、でかくて邪魔だから猫ケージの天板がわりにしてるB4だかA3のマットがあったな・・・(・・
(持ってるあたり)
次はそっちでやってみようと思いますが、百均には大きいのはありません。
そしてふつうに尼とかで買うとけっこうお高い。
まあ、お高いぶん高性能?かもしれませんが。
どちらかのブログで見ましたが、百均のを複数買って、並べてつないで使うという手もあるようです。
ご参考までに(・∀・)