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東京-兵庫ー奈良-京都弾丸ブーメランツアー

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======= もくじ =======

案外日帰りできるんですね。

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多田神社の鬼切丸展示+源氏ペーパーナイフ=弾丸ツアー

多田神社さん(兵庫県)で、展示はないと言われてたご神宝鬼切丸がなんと2021年5月6月の土日祝のみではあるものの、展示されるというニュースが界隈を震撼させたのは4月のことでした。

鬼討伐の伝説の宝刀「鬼切丸」 川西・多田神社で一般公開へ
平安時代に鬼の酒呑童子(しゅてんどうじ)を討伐した際に使ったと伝わる源頼光の宝刀「鬼切丸(おにきりまる)」が5月1日から、ゆかりの多田神社(兵庫県川西市多田院

最初有料記事だったんだけど鬼切丸を刀工さんが展示用に準備してる動画、あとから無料公開してくれてほんとにありがたい。神戸新聞さんありがとう。

何度か書いてるように刀を見たからといってそのよさがわかるわけではない私ですが、やっぱり限定公開、生きてる間にはもう二度とお目にかかれないかもしれないと思ったらコレクター系おたくとしてはいきたい。何をコレクトするのかというとこの場合は記憶というか記録というか。「行く」ということがこの際重要です。

ところが。

上述のとおり、展示は5月6月の土日祝日。(のちに1か月延長になって7月いっぱいまでやってくれました)

職場は週7稼働、うち2日休め土日祝日知ったことかおめーらは国民じゃねえよっていうところで私のシフトは水木休。もちろん祝日なにそれおいしいの状態なので祝日も関係ありません。

展示をみにいきたかったら、休みをとらないといけない。

きっと翌日は死体になってるから次の日も休まないといけない。

しかも土曜日曜はどんなにコロナが蔓延してようがあらゆるところに人が多い(・x・)

うーん、どうしたもんか。

と思っていたところに。

三條小鍛冶さん(奈良県)の源氏ペーパーナイフの頒布日程が発表になりました。

説明しよう。

奈良に三條小鍛冶さんという、刀鍛冶さんというか刃物屋さんがあります。

和包丁、洋包丁の製造・直売 三條小鍛冶宗近本店 奈良若草山麓
奈良県若草山麓 包丁を専門に、出刃包丁などの和包丁、洋包丁の製造販売を致しております

こちらは名前からもわかるとおり、三日月宗近を打ったと言われている刀匠、三條宗近の子孫とのことで、今でも包丁類や鋏などを中心に模造刀なども作ってらっしゃいます。

で。

刀剣ブームの流れで三日月を打った刀工の子孫が今も、というのが知れ渡って、お店を訪ねるファンもあらわれて。包丁を新調する際にはせっかくだから三條さんから、と通販を利用する審神者もかなりいるようです。私も、長年使ってた有名な百均の包丁がもうさすがにどうにも切れなくなってきて、どうせ買い直すならということで三條さんの包丁をいただいて使ってます。めちゃくちゃ切れます(>ω<)

それはともかく。

そんな流れの末、ゆかりグッズとしてペーパーナイフが作られることになりました。
といっても三條さんで打つわけではなく、業者に出して生産して、仕上げはお店でされる、という形のものなんですが。

最初は三日月で、それから小狐丸。その後石切丸のものも作られました。

で。

今年になって、鶴丸と、髭切・膝丸のペーパーナイフが販売されることが明らかになりました。

先に鶴だったんですが。

これがもう、阿鼻叫喚。

瞬殺の上鯖落ち、決済が成功したのかどうかもわからない、状況を確認しにオーナーである三條さんがログインしようとしても入れないという大騒ぎになりました(・x・)

その上、予備ぶんを追加販売します、とても数が少ないです、アクセス集中防止のために販売開始時間は公開しません、なんてやっちゃったもんだからさあ大変。

販売開始にそなえてF5アタックをかましまくる審神者が続出、販売がはじまる前から鯖落ち、今回もオーナーである三條さんが販売開始の操作をするためにログインしようにもできないという(・x・)

鶴でこれです。

源氏はどうなるのか。

しかも源氏は2本買わないといけない。

片方カートに入ってももう片方入れられないまま完売しちゃったらどうしよう。

そもそもアクセス過多対策で平日の真昼間に開くカートに、その瞬間にアクセスできるのか?

・・・むりだろう(・x・)

通販以外に、店頭販売もあるらしいですが。

三条さんって、奈良なんですよね(・x・)

諦めるしかないのかなあ、とため息をついておりました。

おそるべしぐーぐる地図

さて。
6月からちょっと職場が変わることになりました。
といっても雇い主がグループの別会社になって同じビルの別の階で同じ仕事をするんですけども。
土日出勤は電車もすいてるしわりと気に入ってたので同じように水木休みを希望したところ、次のところは日曜固定休でそれ以外の6日のうち1日が公休。だが月曜日と土曜日は(ほかの人が休むことがもう決まってるからおまえは)休んじゃだめ、だそうで(・x・)

それはともかく、日曜が休みになることになりました。

多田さんの展示、行け……なくはないなあ。

と思っていた矢先。

三條さんから源氏ペーパーナイフ販売日の案内が出ました。

通販開始はやはり平日の真っ昼間。

しかし店頭販売が。

 

土曜の朝。

 

Σ(゚Д゚)これは!

 

と、当日に店頭販売なら確実・・・か?
奈良に? いくの? ペーパーナイフ買いに????

 

ところが。

ここでですね。すごいことがありました。

私はぐーぐる地図を見ていたんです。

多田神社さんって、地図でいうとここかー、って。いきたいけどどこだよここ、日本の真ん中あたりってことしかわかんねーわ(・x・)

って。

そして、三條さんのツイートがあって、今度はそのまま三條さんを検索したんだったのかな。

ここもよくわかんねーなあ、と思いながら、ふと、「経路」というボタンがあったのでクリックしたんですね。

!?!?!?!?!?

えっまって電車つかって2時間でいけるの!?!?!?!?!?!?!?

てか地図見た感じ、そんな遠くなくね?!?!?!?!

 

そう。

おそろしいことに、ぐーぐる地図は

どこからどこまでと指定すれば

どんなところからどんなところまででも

最短経路を見つけて表示してくれてしまうのです。

 

まてよ(・x・)

 

ということは。

 

多田さんを目的地にして、反対側に、「現在地」を押してみました。

ほう(・x・)

4時間くらいでいける(・x・)らしい(・x・)

新大阪からなんと1時間です。

 

まてよ???????

 

乗れる新幹線の一番早いのってだいたい6時ぐらい。

3時間ぐらいで新大阪ついて、

そっから1時間で多田さんいけるん?(・x・)

でもって、多田さんから三條さんまで2時間。

 

そうなったら、次にやることは決まってます。

 

出発地を三條さんにして、目的地を「現在地」にしてぽちっと。

えっ京都経由で新幹線で帰るのが早いんだ!(゚Д゚)

てか奈良から京都って1時間でいけるんじゃん!!!!

 

はい、行き新大阪まで、帰り京都からっつーツアーはあるかなー?

 

結論としては、ありませんでした(・x・)
でも途中下車つーか、途中乗車できるんじゃね?
ってことで新大阪往復の新幹線を手配。
土曜当日休めば日曜は公休です。

いってみよー(>ω<)ノ

多田神社

というわけで、当日。

新大阪から阪急線で川西能勢口駅で下車。
駅前からバスで、多田神社前という、

 

なんにもないところ

 

でおろされて途方にくれてしばらくその場にたたずむ(・x・)

いやほんと、片側1車線のただの道端で、多田神社こっち、みたいな標識も出てないのよwww

よくわからんけどとりあえずバスを降りるまでにはそれっぽいものは見えなかったから、という理由で進行方向へ向かって歩き出すと、

ちょっと先にあった信号を右に曲がった向こうに鳥居があるのが見えました(・x・)
よかったよかった(・x・)

多田神社さんは

多田神社
多田神社は天禄元年(970)年に創建され、元多田院とも多田大権現社とも言われる清和源氏発祥の地として有名な神社です。 元々は天台宗の寺院として建立されましたが、明治4年の神仏分離令により仏舎が廃され「多田神社」となりました。 御祭神は、第5...

髭切・膝丸を打たせたといわれている清和源氏の祖、多田満仲公をはじめ、頼光、頼信、頼義、義家の源氏の五公をまつっている神社です。
ここにそこからちょっとくだった先のおそらくいちばん有名な源氏の棟梁である頼朝がいないのがなにかこう、プライドを感じるwww

笹竜胆ですねえ(>ω<) 兄者の紋のベースになってるものですから、かなりうれしいです。

参拝して、御朱印もいただいて、

宝物殿へ。

内部は撮影禁止でしたので写真はありませんが、

 

入ったら目の前に鬼切丸。

 

目の前に鬼切丸。

どーん。

太っ腹というか勿体をつけないというか。
宝物殿に一歩入ってそこで目的成就というね。
いや、もちろんほかの展示も拝見しましたが。

相変わらず刀のよしあしはわかりませんが、静かな美しい刀だなと思いました。なんとなくね。

その後館内を一周して、また最後に鬼切丸のところへ戻って、外へ出ておわりです。

けっこう人はいましたが、お仲間はいないようで近隣のかたがなんかお宝が展示されてるんだって、って感じのノリで孫つれてきてます、みたいな感じがありました。ご老人複数あるいはご老人+小学生ぐらいの子のグループが多かったかな。

今は鬼斬丸刀身守りがあるようなんですが私がいったときはまだなくて、ふつうの?刀守りと、あと金運のお守りをいただきました。

いざ鎌倉、じゃなくて奈良

さて。

多田さんを出たところで。

帰りのバスが30分ほどこないことがわかりました(・x・)

すっかり頼ってるぐーぐる先生にきいてみると、なんか、しばらーーーーーーーーーーーく歩いていった先に別の路線のバス停があって、そこまでいけばほかのバスもあるようなんですが、そこまで歩いてるうちに30分ぐらいかかるんじゃね(・x・)

ちょうどそこに、なんだかお仲間っぽい数人をおろしてるタクシーがいました。

のせて(>ω<)ノ

当日のメモによると1780円でもとの駅まで連れて帰ってもらってます。だいたいそんな距離。

さて。ここから奈良です。

ていうか、いっぺん新大阪へ戻って、そこから今度は近鉄奈良線で奈良へ。

そして。

ここで私は大失敗をしました。

三條さんのサイトの案内に従ってバスで近くまでいって下りて歩こうとしたんですけど。

 

道がわからん(・x・)

 

いや、なんとなくわかるっていうか先生につれてってもらったけど、もんのすっごい遠かったです(・x・)

今再確認で先生に聞き直してみたらタクシー7分2000円って出たよ。

次は絶対タクシーでいく(・x・)

鹿はいっぱいいたよ(・x・)

 

なんていうか、ここなに?箱根?山越えしてんの???みたいなところをえんえん歩いていきなり出てきた住宅地で鹿の糞だらけの階段をひいひいのぼって、めちゃくちゃ鹿いるなあ、って芝生の山を眺めながら歩いて、

あった(>ω<)

疲れ果ててほぼ死体でした。

ほんともう、次はタクシーでいく(>ω<)

お店の中に入ったところ、ご主人らしきかたと奥様らしきかたと、お客さんがふたり。
ひとりはどうやら模造刀を買ってるっぽくて、奥様?が対応中。
もうひとりは和装の美人で常連さん?らしく、ご主人?となにやらお話がはずんでいる。

コミュ障のおたくがこれでどちらかに声をかけるとか、できるはずがありません。

困って店内をふらふらしてたら、奥様?が

「ペーパーナイフですか」

は、はいそうですよねこんないかにもなおたくがそれ以外の用事で今日きませんよね。

そうですといったら奥様?がご主人?にほらペーパーナイフだってよ!!と声をかけてくださって、無事入手。

これは帰宅して開封したあとの姿ですが。手提げ○円ですみたいなこともなく、無地クラフトの紙袋に入れてくださいました。

あと、刀剣型の菓子切をいただいてきました。
三日月宗近って刻印の入った刀の形をした菓子切で、……正直、ちょっとちゃちでした(・x・)

ほんとは裁ちばさみか(さすがに高いだろうから)せめて握り鋏でもと思ってたんですが、ちょっとそういうものもほしいですと言える空気ではない上に自分がほぼ死んでたので諦めました。

体力と気力に自信のないひとはタクシーを使いましょう(・x・)

春日大社

じつは三條さん春日大社の裏手?にあります。

せっかくなのでおまいりしていきました。

たぶん出口(入り口)付近の鳥居。

なんせ横合いの裏道みたいなかんじのところから入ったので、

 

どうやったら外に出られるのかわからなくなりました(・x・)

 

とりあえずひとがいっぱいこっちからくるな、って方向へ歩いていったらお茶屋さんがあったので、

ひと休み。

お店のひとに「どうやったら人里に出られますか」ってきいたらすごくへんな顔をされましたがとりあえず奈良駅に戻りたいんですけどっていったら境内の外に出る道を教えてくれて、帰れました。よかったよかった。

さて、京都いこう

無事本懐をすべて果たしたので、あとは帰宅するだけ。

じつは今回、ちょっと今までと逆の発想できっぷを手配しました。

なにかというと、「可能な限り早い新幹線で帰る」こと。

いつも、何があるかわかんないし可能な限り遅い新幹線をとってたんですね。

あと、ゴールデンタイム的な新幹線に乗ろうと思うと3000円とか5000円とか追加料金とられるからそれもちょっとなあ、って思って。

そうすると、だいたい都内に戻るのが22時すぎ。

帰宅すると23時ぐらいで、へとへとで翌日しぬわけです。

今回、今までとちがう旅行会社を使ってたおかげで、早めの時間でも追加料金がありませんでした。

めっちゃ真剣に移動時間やら現地での滞在時間やら計算した結果、おそらく! 遅くても15時ごろには京都につけるだろう、という結論に達しました。

もちろん、事故はあるので、そのとおりに15時の新幹線とったらたぶん乗れませんw

じっさい多田さん出たとこで帰りのバスなくて、タイミングよくタクシーこなかったらひどいことになってましたし、三條さんが遠くてしにかけたし、春日大社でも遭難しかけましたからね(・x・)

でもまあ、2時間もあればなんとかそのへんを吸収できるだろう!

ということで、さらにもうちょい安全を見込んで新大阪17時ごろ発、京都17時15分ごろ発の新幹線にしました。

うまいこと予定どおり京都につけたら、2時間ぐらい余裕があるので、じつはこないだいただいたのよりもうちょっとちっちゃいやつと、逆にもうちょっとおっきいやつがほしいなと思ってたので、三國畳店さんにいって源氏カラー畳をいただいてこよう、あれこれあって疲れきってたり時間がなければ次回で、という計画。

結局、京都についたのは16時ごろでしたw 1時間ディレイ、しかし安全係数は2時間とってるからばっちり。

1時間ぐらいというと、ひと休みしてお茶するのにちょうどいいかんじ。
三國さんはやめておくことにして、

京都駅ビルにあった日本茶カフェ的なお店でほうじ茶と抹茶ティラミスをいただいて時間調整。

改札とおろうとしたら新大阪からのきっぷだったもんでとめられてw人のいる改札いって駅員さんにきっぷ見せたら「あー」っていってはんこおしてくれて「帰りの改札は人のいるとことおってくださいね」ってとおしてくれたので問題なく(・∀・)無事予定の新幹線で帰りました(・∀・)

京都駅近辺のお店だとチルド売ってないのだけがネック。
まあ、ふつうに買ってかえって家で冷凍してもいいんだろうけどね。

19時半すぎに地元に戻れちゃうので帰宅していつもと同じくらいの時間。

疲れはしたけど、夜中に帰ってへとへと⊂⌒っ `ω、)っもうだめしぬ ってことはなかったので、一泊ゆったりまったりもいいけど、逆にピンスポットで必要なところだけ回って早めに帰る弾丸ツアーってありかもしれないね(>ω<)

というわけで、いただきものなんですが事前に用意のできてた刀掛けに2口ともセット。
ペーパーナイフ用ではなく、短刀用の刀掛けですが、三條さんのペーパーナイフにぴったりサイズ(・∀・)


刀掛台二本掛

保存用の袋がちょうど緩衝材にぴったりなかんじですw

ちょっと奈良でつまづいたけど楽しい1日でした(>ω<)

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